第三章 52  放熱の祝宴



「じゃあ、Sランク昇格に大魔強襲スタンピード撃退、アヤとディードのBランク昇格、あとはー、まあ色々あったけど、ディードのPTメンバー加入に乾杯!!」

「「「「「「かんぱーい!!!」」」」」」


 みんなでグラスをカチーンと合わせる。


「あ、ありがとうございます、カーズ様、皆さん」


 照れくさそうな顔をするディード。


「これからは同じPTなんだから、もっとリラックスしなさいよ」

「多分お前が一番怖いんじゃねーのか? ユズリハ……」


 エリック……、まあわからんでもないけどさあ。


「まあまあ、でもここに来た時はBランクだったのにあっという間にSランクとか、すごいね。私達も頑張ろう、ね、ディード?」

「はい、そうですね。アヤ様、頑張りましょう!」

「そんなに畏まらなくてもいいぞー。普通に呼び捨てで構わないしな。それにPTで経験値共有してるから、レベルも直ぐに上がるだろうし」

「いえいえ! そんな、カーズ様達を呼び捨てなんて……」


 なぜ様呼びなのかが未だにわからんのだが……。


「まあ、段々と慣れていけばいいさ。エリユズは呼び捨てなんだし」


 とは言ってもこの調子だと暫く時間が掛かりそうだな。


「俺らのことは前から知ってるし、今更だしなー」

「そうね、私達のことはそのままでいいわ。その方が気楽だしね」

「ありがとう、二人共……。これが本当のPTというものなのですね……」

「はいはーい、湿っぽくなるので、楽しみましょうねー」


 既に大量の皿を積み上げているアリアが言う。毎回どんだけ食うんだこいつは……。


 今は城の大きな中庭での、前回と似たようなビュッフェ形式の立食、テーブルに椅子もあるけど、パーティだ。今回は正装、勿論城の侍女達が用意してくれたんだが、男性陣は中世の貴族の様な派手なスーツの様な服に、女性陣は煌びやかなドレスだ。

 俺にドレスを着させようとしてきたアリアにはげんこつを喰らわせてやった。


 先程まではこの度の功労者として、他国の冒険者達と一緒に、用意された壇上に上がって表彰やSランク昇格の祝福などを受けたりと、うん、まあ疲れた。ギルドで暴れた件は、他の冒険者や受付のカレンさんの証言の御陰で御咎めなし、ちょっとは注意されたけどね。でもあれは全く後悔も反省もしていないし、アイツらが悪いと言い張ったので、パウロもヤレヤレと折れた。


 そして残念王が絡んできてウザいのでクソ親父を召喚して、一緒に飲みの相手をさせている。周囲に人が多いので、念話で一通りの経緯は王には伝えておいた。喚び出して世界観に合う様な服装になってたし、召喚術の影響なのかね? 戦場に喚び出さなかったから散々文句を言われた。こんな奴がいたら戦場が混乱するだろ…、ワンオペ野郎が……。


 母さんは一緒にこちらのテーブルでくつろいでいる。見た目が若くなってるし、ゆるふわな癒し系ぽいからなのか、色々な男性に声をかけられていた。どいつも軽くひらひらとあしらわれてたけど。そして俺の母親だというのがバレると、怖がって誰も近寄らなくなった。

 ギルドで暴れたし、城壁から俺がドラゴンに乗って暴れてるのを見たからなのか、周りにSランク達や地面に大穴を開けた奴がいるからなのかも知れないが……、俺の評判は一体どうなっているんだろうか?


 両親は一応世界観に合うように、名と姓を逆にして、バサト・イッシキ、ミワコ・イッシキということに改名しといた。もう死んでる人間なのに召喚したら実体があるとか…謎過ぎる。だがこれは毎度同じ、考えたら負けな奴だ。貴族カードは国王がすぐに用意してくれた。贔屓が過ぎるだろ……。アヤはまさかの再会に驚いてたけど、嬉しそうだった。


「あらあら、彩ちゃん髪の毛染めちゃったのねー」


 と、母さんはいつも通りのぽわぽわだった。クソ親父はロン毛のままだった。腹立つな……毛根破壊喰らわしてやろうかと思った。

 今は国王と二人で何か色々と飲み食いしながら俺のことを話しているみたいだが、ガキの頃の黒歴史を話すのは止めて欲しい。ノイズ・コレクトで聞こえてんだよな。ディードはウチの両親にお義父様、お義母様とか言って挨拶してたけど……、何なんだろうか? 

 そしてディードもウチのPTメンバーになったということで、国王はあっさりと貴族カードを発行してくれた。なぜかロットカラーを名乗りたがっていたが、結局伝承にあるらしい風の精霊シルフィルを姓名にした。ゲームのシルフみたいなものかね?  

 ディード・シルフィル、いいじゃん、カッコよくて。


 まあ、今は漸く色々と落ち着いて、揃って乾杯、ダラダラと話しながらPTメンバー達と飲み食いしている。

 この世界に戻って来てから2日目にアヤを救い、アリア達との修行三昧、王国に着いてからは騎士団との抗争、魔人に邪神戦。Aランク試験から、更に天界まで行って神々との邂逅や過去の黒い自分との遭遇、神の試練を受けて神器を貰い、直後に大魔強襲スタンピードと…、怒涛の日々だった。忙しないにも程があるだろ。闘い続きでレベルはこの短期間で2000を超えた。もう意味不明だ。カンストってあるのかも謎だ。

 まだまだ問題は山積みだが、考えても仕方ない。今くらいはのんびり楽しく過ごしたいものだな。綺麗な夜空を見上げながらそんなことを思っていた。


「どうしたの? ぼんやりして?」

「アヤ…、いや、この短期間で色々あったなあと思ってさ。でもまた会えたのは本当に良かった。それに色んな事が起こり過ぎて忙しなかったけど、今までになく充実してた気もする。なあ、俺は少しは変われた、強くなれたのかな……?」

「……私にとっては昔から根本的なところは何も変わってないとも言えるけど。でもうん、成長したのかもね、護ってくれたし。大変なことがあったのに、何事もなかったようにケロッと帰って来たしね。見た目はアレだけど、雰囲気は逞しくなった感じはするかも、かな?」

「見た目は…、言うなよ。そうだなー、根本的なところは変わってないのかも知れないなあ、多分これからも。色々ととんでもない経験をするかもだけど、この世界に戻って来て良かったんだろうなとは思うよ。まだ一月程度なんだけどなー」

「うん、それでいいと思うよ。私も頑張って隣で一緒に闘えるようになるから。護られてばかりじゃいられないし、私も君を護れるようになりたいから」

「そうか、でも無理しなくていいからな。隣で失うようなことになったらとか、考えたくもないし」

「ありがとう。一緒に強くなろうね」


 やっぱりアヤと話すのは気持ちが落ち着くし、安らぐのがわかる。


「おうコラ、ナギト、何をしっぽりしてやがる。ちゃんと飲んでるかー?」

「そうだぞ、カーズよ。いやいや、そなたの父上は実にユーモアがあって面白い御仁であるな」


 うわあ……、うぜえのが絡んできた。


「飲んでるよ、全耐性が高くなってるからアホみたく酔っぱらいはしないけどな。ていうか絡んでくんな、酔っぱらい共。明日にはここを発つし、色々と考えることもあんだよ。あと人前で本名を出すな、余計な混乱を招くんだよ」


 なんで死人のくせに飲み食いできるのか……、謎だ。


「ああ? 俺にとっちゃお前はナギトなんだよ。なんだあ勝手にこじゃれた名前に改名してやがって。いい歳こいて厨二病か?」

「うるせーな、最初にアリアに変えるように言われたんだよ。世界観に合わせたんだ、いいだろ別に。それに本名を忘れたりしねえよ。その汚ねえロン毛刈るぞクソ親父」

「アハハ…、おじさんは相変わらずですね……」

「おう、全く彩ちゃんもこの唐変木のどこがいいんだ? もっといい男なんていっぱいいるだろうに。この女顔のツインテよりマシなのが」

「好きでこの髪型してねーんだよ、くせっ毛なんだから仕方ないだろ」

「ほう、前世でのカーズはどの様な姿だったのだ?」

「うーん、そうだな……。そこでぽわぽわした雰囲気の母さんに似てたかな。童顔だったし、女っぽい顔とはよく言われたかもな。目つきがきついのは今もそのまんまだとは思うけど。少なくともそこにいるロン毛の輩には似てなかったな」

「私も最初は口の悪い女性冒険者が来たのかと思ったものだ。元々そういう容姿に近かったということか?」


 んなわけないだろ。こんなもろに女顔で変なくせっ毛してる奴なんかいねえよ!


「いや、さすがにここまでじゃない。声も低かったし、今は声まで女性みたいになってるしな。その辺のことはあっちで引くほど皿を積み上げてる、俺の髪型にそっくりなモンスターに言ってくれ」


 アリアの方を見る。こいつ、ペースも落ちずに黙々と食ってやがる…。


「うむ……、アリア殿は人智の及ばぬ存在。我らには思いもつかない方法を使ったのであろうしな。しかしカーズよ、アヤとの結婚式は挙げなくても本当に良いのか? 国民からも色々と声があがっておるのだが……」


 あー、確かそういうこと言ってたな。


「それなー、もう今更だけど無駄に目立つしいいよ。改名した冒険者のアヤが元王女って他の国にも知れ渡ると色々動きにくくなりそうだし。気持ちとその為の資金だけは貰っといてやるよ」

「そうか……、残念だが仕方あるまい」

「まあまあ、フィリップよー、ガキも成長するんだ、気持ちを汲んでやるのも親の仕事だぜ」


 早くも呼び捨てにしてやがる……。馴れ馴れしいなあこのオッサンは。偉そうに講釈たれやがって。


「うむ、そうだなバサトよ、では我らはまた飲み直しといこう。今夜は飲み明かすぞ、今後は相談役兼護衛で友人という約束だしのう」


 護衛は兎も角、相談役とは……この国の未来が心配だ。


「おう、じゃあ向こうで飲み直すぜ! じゃあな、ナギト、美人に囲まれてるからってあんま盛んなよー」

「最っ低の挨拶だな……、さっさと向こうで飲んで来やがれー」


 何しに来たんだ、あいつら?


「おじさん、相変わらず過ぎて、面白いねー」

「俺は全く面白くないんだが……。でもここの冒険者ほぼ全員壊滅させちまったからな、あのクソ親父がいれば多少国防もマシになるだろ。あのヤロー、クソ強かったからな」

「へー、カーズのお父さんってそんなに強いの?」

「マジか、それは手合わせしたいもんだな」


 エリユズ、この二人は本当にバトル好きだな。


「あの親父は鏡面世界の影響で基本能力が俺と同じに勝手に変化するし、手加減ってのを知らんからな。止めといた方がいいぞ。剣の神様ってのに習ったとか言ってたし、剣技もエグかった。魔法は苦手らしいから、遠距離から魔法を撃ちまくればユズリハは分があるかも知れない。でもエリックの大剣とは相性が悪いかもな。兎に角速くて手数が多いんだよ。俺も額を割られたし。リチェスターに貰った家にも来たがってるから、そのときやってみればいいんじゃないのか?」

「そうなのか、ならその時を楽しみにしとくぜ」

「私も楽しみだわ!」

「また伝えとくよ、どうせ死んでるんだ。また召喚すればいいし、遠慮しなくていいしな」


 そうやって駄弁っていると後ろから声をかけられた。


「カーズにアヤ、他の皆さんも楽しんでますか?」


 レイラにアラン、クレアも一緒か。


「まあボチボチ、のんびりさせてもらってるよー」

「カーズ、あのドラゴンは凄かったな! 城壁から見てても鳥肌が立った、さすが我が弟だぜ!」

「アラン兄も見てたのかよ……。結界張ったとはいえ、危ないだろー、万が一王族に犠牲者が出たりしたら。つーかあの残念王が一番ダメだけどな」

「カーズ殿にアリア殿が来てから戦況が一瞬にして変わりました。更にあのような強力な武器まで頂き、何とお礼を申せばいいのか……」


 クレアは相変わらず真面目だなあ。


「さっさと終わらせたかったしなー、最後尾に変な魔人もいたからさ。それに前線にはアリアにエリユズ、アヤがいたから崩されることはないと思ったし。それより、レイラ姉にクレアも、あんな程度の高ランク武器手にしたからって、指揮も忘れて敵陣で暴れたらダメだろ。反省しろよなー、フランベルジュ没収するぞー」

「う、そうだな……。あんな凄まじい武器を手にしたのは初めてだった。余りの威力に我を忘れてしまって……」

「私も…、お恥ずかしい限りです……」


 反省してるならいいかな。無駄に振り回さないだろ。


「エリユズも最初に創造武器やったときは似たようなもんだったけどなー」

「「それは仕方ないな/わ」」


 相変わらず息ぴったりだわ……。


「そういうこと、武器のスペックに振り回されないように自分の鍛錬をしっかりしてくれよ。特に王国騎士団はクレア一人で率いているんだ。人手不足だろ。あのギグスとヘラルドを鬼の様にしごいてやってくれ、ってそういえば訓練は見てないんだよな……」


 黙々と大量に料理を取って来ては皿を積み上げているアリアに尋ねる。


「アリア、騎士団のメニューは何をさせてたんだ?」

「うーん、最初は対人とかしてたんですがー、基礎体力が余りに低いので『思い込んだら止まらない』メニューに変えました」

「……? 何言ってんだ?」


 絶対変なことを考えてやらせている気がする……。


「だからー、『重いコンダラ止まらない』というメニューですよー」


 あの地面を平らに整備するやつか? 整地ローラーってやつだろ、確か。


「おい、あの取っ手がついたゴロゴロするやつを引かせてるのか? 何㎏くらいの重さだよ」

「あれはエグかったな……」

「私も魔力で思いっきり身体強化してもほんのちょっとしか動かせなかったわね……」


 この二人が以前食堂で言いにくそうにしてたのはこれか……。こいつは何をやらせてんだ? なんつーか、相変わらず昭和風味の発想だな……。


「100tくらいの重量に、大きさは一人で引くのにちょうどいいくらいに圧縮加工した、重さ重視のアダマンタイトコンダラですねー。パワーがつきますよ、足腰の強化にもねー」


「…誰一人として引けてなかったけどな……」

「騎士団はね……」

「お前、そのネタ言いたくて作っただろ、そのメニュー…。それに引けなかったら止まるもくそもないだろ……」


 どんな、ていうかいつの時代の部活のしごきだよ? せめてタイヤにしとけよ、いや、そしたら鉱山用車両の巨大タイヤとかを改造して持ってきそうだ。100tとか普通の人に引けるわけないだろ。コンダラって、絶対に地球の文化を持ち込んだな……。


「地面もならせるし、一石二鳥ですよねー」

「引けなかったら均せないだろ……。実戦訓練にしてやれよ」

「人数が多いので仕方なかったんですよー、一人ずつ実戦するには時間が掛かり過ぎるので」

「まあそれもそうか。でもそれが引けたらこの国の騎士団はエグいレベルとマッチョの軍団になりそうだな……」

「それは、わたくしもちょっと挑戦したくなりますね!」


 まさかのディードまでも食いついてしまったかあ。


「やめとけ、ディードは中立都市に戻ったら貰った豪邸に一緒に住んだらいいし、アリアにちゃんと稽古つけて貰えばいいんだよ。あ、そう言えばエリユズはどうする? 一緒に住むか? その方が色々行動しやすいだろ。普段はどうしてるんだ?」


 そう言えば普段のこいつらのことは知らないんだよな…。聞く機会も特になかったし、人のプライベートに踏み込むのは苦手なんだよ。悪い気がするしな。それにどこに地雷が埋まってるかわからないし。


「俺もユズリハも孤児だ。覚えてないが、どこかの国の大魔強襲スタンピードに巻き込まれてな、それを中立都市の都市長の計らいで、リチェスターの孤児院で育ったんだ。今もそこで報酬を寄付しながら住まわせてもらってる。でも部屋数も限られてるし、いい加減出ていかないといけないとは思ってたんだ。もしお前がいいんなら世話になってもいいか? ユズリハはどうする?」

「そうね、いつまでもあそこにいる訳にはいかないし、カーズがそう言うならお言葉に甘えさせて貰おうかしらね。双子の妹も、冒険者じゃないけどそこで子供の世話をしながら住んでるの。一緒に住めるなら嬉しいんだけど。あの子、ユウナギって名前なんだけど、多分家事とか料理もしてくれるわ。アヤちゃんのメイドさん二人だけだと大変でしょうし」


 この二人も色々と大変だったんだな……。悪いことを聞いたみたいだ。そしてユズリハは双子だったのか、新事実だな。ハーフって和風ぽい名前だなあ、他に会ったことはないからそこまではわからんのだけど。


「そうか…、すまない、そんな事情なんて知らずに。もう家の準備は出来てるらしいし、あの残念王に部屋の数とか色々聞いとくよ。後は母さんにも手伝ってもらうさ」

「気にすんな、俺らはガキ過ぎてその時の記憶なんてないしな。なら世話になるぜカーズ、ユズリハもいいか?」

「ええ、嬉しい提案よ。お誘いありがとうね、カーズ」

「賑やかになりそうだねー、楽しそう」


 アヤは嬉しそうだ。


「わたくしまで…、いいのでしょうか……?」

「ディード、気にすんな。俺らはもう仲間なんだ。遠慮はナシだぞ」

「俺らもその内遊びに行かせてもらうとするぜ。その時はよろしくな、我が弟よ」


 アランやレイラは間違いなく、多分クレアもその内来そうだな。あの残念国王も……。





 えんたけなわ、そうしてひと時の楽しい宴は幕を閉じた。まだ国を挙げてのお祭りは続くらしいけど。残念王から聞いたが、部屋も沢山あるらしいし、問題はなさそうだ。明日にはここを発ってリチェスターに凱旋だな。新居も楽しみだ。






 王国での濃密な経験を土産話に、翌日俺達は知り合った人々に別れを告げ、まだ目を覚まさない龍人族の少女を連れて、転移でリチェスターへと帰還した。





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 クラーチ王国で、宴が催されたその同日、ここ西大陸の南部、海を挟んで魔王領と接しており、大迷宮もある軍国カーディスと、東大陸の北部、領土に2つの大迷宮が存在するローマリア帝国が予期せぬ大規模大魔強襲スタンピードで半壊した。アリアの星の目スター・アイが機能せずに把握できなかった他国の出来事を、俺達は後に知ることとなる。





 第三章 大奥義書グラン・グリモワール 完



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第三章、ご愛読ありがとうございます。

次回から新章突入です。


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