第10話

最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったナイトである俺はそいつと一緒に旅をする

十話

前回までのあらすじ

俺達は魔王軍の幹部達に捕らえられた。

そこで、タンバリンと言うやつが助けてくれた。

なんとか脱出して仲間と合流する事が出来た。

それから俺達は、魔王城へと向かった。

一方その頃、勇者は記憶を取り戻していた

「君のおかげで思い出したよ」

「よかったな!」

「ありがとう」

「どういたしまして」

「これからどうするんだ?」

「もちろん、魔王を倒すつもりだよ」

「そうか……は!?魔王は俺だぞ!?」

「倒す必要は無いんだよ勇者」

「えっ?」

「私達が戦う相手はこの世界の支配者である神です」

「なっ……

なんてことだ……」

「まぁ、そんな事は置いといて、とりあえず今は魔王城に行こうぜ」

「そうだね」

俺達は魔王城の前まで来た。

そこには魔道師と大賢者が待ち構えていた。

「待ってましたよ勇者さん」

「ここから先は通さないぞ!」

「どうしても行かせないつもりかい?」

「当たり前です!」

「ならば、力ずくでも押し通る!」

「仕方がないですね……」

十話完

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る