第246話 10/26 ㈭ 引退
昨夜、父親から電話があり、助けてくれというので階下の寝室に行くと、お粥を作って持ってきてくれとの事。母親が、来て猛烈に怒っている。一昨日、国立循環器センターに行ったのは良いが、タクシーを使わずにバス三本も乗り継いで帰ってきたなんて頑張りすぎだ!と。彼女は、病人に対しても容赦ない。私の方は、H氏とのインドカレーから帰って来て、結局深夜まで眠れず導眠剤を飲んだが、まだ眠れずに色々考えているうちに結局貫徹となってしまった。足元がフラフラするので、もう休みだとなり、母親の許可を取って事務所に断りを入れた。母親曰くアンタも介護疲れがあるやろであった。
考えていたのは、私の身の振り方だが、基本的に病院の近くに住んで昼飯は、そこで食う。あとは、文豪の小説の読書。音楽はライブ参戦。問題は、猫なのだ!友人のやっているシェアハウスに猫と一緒に暮らせれば良いのだが…。ただ、彼に大分前メッセしたのだが、返事がない。多分、忙しいだけだと思いたい。もう、一件N田ハウスというのがあって、今のところ家賃が二万円。ここは、確か猫可能だったと思う。ただ、病院からはものすごく遠い。と、仕事する気まったくなし。もう56やし、障害者やねんから引退してもええんちゃうのってか、発病した20年前からほとんど仕事していないので、実質的に引退していると言える。カネだが生活保護で良いと思う。
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