第7話 おっさん

「いや、だっていきなり

 人間を間引いておもちゃにするって言われ たんだもん」


「それもそうじゃが仕方ないであろう?

 急いでおるのじゃから」


「急いでるからってあれはないだろ!」


「じゃあ逆に聞くが、違和感は感じなかったのか?」


 うーん…

 あ!


「確かに隕石があんなにきりのいい時間に遅れずわざわざ出勤してくるわけねーもんな!」


「いや出勤て…

確かにそこもあるんじゃが、隕石が落ちてきて発光して終わりなわけないじゃろ、普通」


「確かに」


「はぁ…

 まあいいわい

 この儂が直々におしえてやる」


「あざっす!おなしゃす!」


「まず、あの兵器は我が『アミルダ星』の兵器じゃ

 といっても、ミサイルや爆弾ではない

 あれは我が星のアンデットやモンスターどもをうみだす『スポナー』をこのちきゅう全土に発生させ、この星からなくなることがないようにする機械だ

 もっとも、我が星では奴らなど的にしかならんがな」


「喋りすぎだろおっさん

 のど飴いるか?」


「ではありがたく

 って儂はおっさんなどではない!

 儂はサムじゃ

 ところで何味じゃ、この飴

 うまいな」


「はちみつレモン味

 今度うまいもん色々教えてやるよ」


「おぉ、それはありがたい

 ではこの仕事が終わったら頼むぞ」


「おう!

 じゃ連絡先交換しようぜ

 RILEやってる?

 スマホって知ってる?」


「この星のことは調査済みじゃ

 ただその『すまほ』とやら、画面がつかんのじゃ」


「ああ、それはな…」






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当たり前のように話している2人ですが、これもおっさn、サムの星の技術のおかげです。

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