1日1回だけなんでも教えてくれる手鏡を手に入れたので世界一可愛い人と添い遂げようと思います

カワサキレン

謎の手鏡


「ふえぇぇぇ。つっかれたァ」


俺の名前はロディ・マグリオスだ。転生者だ多分?

勿論我らが王国日本から来た。今はもうこっちに来てから16年だ。つまり16歳。


ん !勿論チート能力も貰っている。攻撃魔法に関してのだけどね


16歳なのに働いている。偉いだろ?俺も偉いと思う。

親はお金が無くて蒸発。おれを見捨てて出ていったのでしょうがなく働いている。


しかし、一日本気で働いても80コルしか貰えない。

だいたい1ヶ月の食費が1200コル。家賃もあわせると1800コル。

まじでブラック。辛いっす、、

毎日働いていたら体が壊れるので、5日程休みはあるのだが、お金がたまらない。無理無理カタツムリ状態だ。


この世の不条理を噛み締めながら家のベッドに倒れ込んでいると


「??」


視界に手鏡が写った。

こんなもの買っただろうか?

しかも妙に古い。鉄製で錆もないのだが何故だが古そうに見える。


手に持ってみると俺が映る。


「へっ」


何故だが当たり前のことに少しだけ笑えた。

何かに期待したのだろうか?まぁいい。


「まじで世界で1番忙しいの誰だよ。絶対俺だよな。」


独り言のようにそう呟く。

すると俺も持っている手鏡にとある人物が浮かんだ。


「えぇ??」


その人は人間とは思えない程に素早く動いていてとにかく忙しそうだった。


……忙しい?


鏡を凝視する。

(こいつの力か?)


そう思いもう一度だけ鏡に呟く?


「世界で1番忙しい人は誰?」


鏡は何も起きない。

わかんねぇ…でも多分、この鏡の力だと思う。


しかし、考える力はなく疲れが眠気へと変わり、考えていた事は靄がかかったかのように忘れ去られ、深い眠りに落ちた。














伸びなきゃ辞めたいけど当たり前を壊したいのでこれからを時間がある時に書いて更新します

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