西脇先生の「詩学」のあとがき

先生の「詩学」という書名の詩論の

あとがきに書いてあることについて

ちょっと考えてみました


こういうことが書いてあります


「詩学というのは一般には詩の書き方を論じるものと思われているが、しかし書く前にどういう詩を書くかそれを先ずきめなければならない。それがために詩人は最初どういう詩が一番すぐれた詩であるか自分の意見を考え出さなければならない。」


詩を書く人は詩を書く前に

どういう詩がよい詩なのかについて

自分の意見を持っていないといけない


ということが

書いてあるような気がするんですが

もしそうだとすると

詩を書くっていうのは

大変なことだなぁと思いました


でもたしかに

その通りかもしれないな

とも思います


西脇先生は詩人だったので

詩について上のように書かれてますが

詩を小説に置きかえたとしても

同じことなんじゃないのかな?

と思ったりしてます


だけど

どういう小説がいい小説か

なんて分かんないし


どうしよう?


ーーーー2023年2月27日

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