思井 両の物語

「冷、やっぱここいたか」

ここは、冷とよく遊んでた場所。俺達の秘密基地として、よく遊んでいた。

「何?」

「冷に、さ、聞いて欲しい事があるんだ」

「…」

「俺の好きな人、教えてやる」

「聞きたくない」

「なら、無理矢理にも聞かせてやるよ」

俺は、息を大きく吸いそして、でかい声で言う。

「俺は!お前の事が!好きなんだ!」

「えっ…」

「俺は、ずっと好きだった。何で好きなったのかわかんない。でも、お前と一緒にいると、胸がドキドキして、やばいんだよ。だから今まで伝えられなかったんだ。でも、これからはちゃんと伝えるよ」

「…」

「だから、俺と付き合ってくれ」

「…」

「あれ?冷?おーい…って気絶してる!?」

その後俺は冷を病院まで運んだ。

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