第17話 日常
最近の日常は大体こうだ
コンと朝食を取る
その後に魔法などの鍛錬
昼過ぎぐらいにギルドに行く
ギルドで冒険者達に魔法や剣術などを教える
ギルドの人達と比べて分かったがぼくは結構強い。いや、かなり強い
そして普段近くで煙管(キセル)を吸って笑ってるだけのコンだが、相当強いようだ。
みんなと訓練をしているうちに仲良くなっていった。
自分が一番年下のはずだが、みんなからはアニキと呼ばれる。
コンは姉さんだ。
初日に絡んできたチンピラ達は町を出たらしい。おかげで町は平和になった。
ぼくは基本的に町にいて、依頼をこなしに行くことはなかった。
多分いまこの町を空けたら、以前と同じような事になりかねないと思ったからだ。
町の人達とも仲良くなり平和に暮らしていた。わりと幸せでは有った。
ただ、気になる事が一点ある。
このギルドの団長は生きてるのかな?
受付のお姉さんに聞いてみよう
「あのー、団長さんって強いですか?」
「強いですね、団長はエンジュさんと言うのですが、黒い炎を使うかたです。団長は元々この町の人ではないんですよね。素性はあまり公開されていません。」
「そうなんですね、ぼくもう少しここの皆んなが落ち着いたら捜索しに行こうと思うんですよね。」
受付のお姉さんは困った顔をしている。
平和が崩れるのを恐れているので有ろう。
「大丈夫ですよ、みんなが強くなってからの話しなので」
安心した顔になった。
「多分、エンジュさんは生きていると思うんですよね。負けるところ見た事ないですし、想像がつかないです。」
なるほど、少し薄情だなと思ったが絶対の信頼が有るから心配はしていないということか。
いつか会えるのがとても楽しみである。
正直、ある程度大きくなってら父以外の人を強いと感じた事がない。
昔会った盗賊を思い出しても、今闘えば片手で勝てるレベルだと思う
この世界のSランク冒険者と戦って見たいという気持ちがある
日常は平和であるが退屈である。
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