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愛が、愛がすごくて。あのどうしよう、やさしいお話だと思いました。なんかきっと主人公はずっと我慢してたのでしょうね。だから最後「なんだ。こんな簡単なことだったんだ」と世界の真理に気づくとき、大きな感情のダムが崩壊するような感動がある。素直な行動を病院の先生に泣かれたという経験が、今後もナイフのように鋭く彼女を傷つけるんだろうなと。でも、でも。他の人が言うように、彼女の主観だけで世界が回ってるわけじゃなくて「他人が嫌がることはしちゃいけないんだよ、ゴリラじゃないんだからね」というのもあって。まずは彼女のその行動を受け入れたあとに、それをするとみんな困っちゃうよって、丁寧に教えてあげられるひとがこの先に現れるといいなと思いました。
彼女には彼女の世界があって、でも世界には不適合で、じゃあなにが悪いのだろうと。私も精神疾患を抱える方の隣にいて、考えながら生きています。ひとつだけ。私が本作の中に入れるのであれば「よくがんばったね。いままで」と主人公を抱きしめてあげたい。私が彼女のウンコになってあげたい。きっとリコちゃんのように、死んでもおかしくなかった主人公が、こうして駅を利用して、制服を着て生きてるだけで、本当にすごいことだと思うのです。
作品としても凄まじい完成度だと感じます。まずは病院の先生の「カウンセリング術を学んで来たけど、危機的状況にさせられた時に、仕事術より自分を優先してしまう」という考え得る最悪の展開に持っていく着眼点が良いと思いました。
また現実を受け止めきれない主人公が、ジップロックウンコを「お守り」として持ち歩いてしまうというのも、とてつもなく人間の弱い部分を描いていて非常に鋭利な設定だと感じます。私も修学旅行で買った寄木細工の箱にウンコを入れて拝めていた学生時代を思い出しました。着飾る、現実逃避をする作品が増える中、作者の作品は弱さに目を背けない強さが光って。たのしいです。
あとホットミルクのチープさとか、ジップロックウンコの動機とか、黄ばんだ観覧車のガラスとか、妙なディテールが細かすぎて力強いです。他作品ですが『葉桜散らない』の桜のごま塩とか、彼くんのスマホに「徒歩55分」と表記されてるのとか、もう見てられないくらい生々しいと思いました。私が書くとしたら、向き合いきれなくてファンタジーに滲ませてしまうと思うので、非常に羨ましい精神力を持った作者だと感じます。
長々と書いて申し訳ございません。学生時代の気持ちを思い出して、ウンコについて考えたいと思います。素敵な作品をありがとうございました。
作者からの返信
秋冬遥夏さん!!! 憧れの遥夏さんにお読みいただけるなんて幸福です!!! 本当にありがとうございます!!!!!
主人公に寄り添って読んでくださって、本当にありがとうございました(泣) ご感想、ちょっと涙ぐむくらい嬉しかったです。そうなんです主人公、うんこ投げたりはしてはいますが、必死に頑張ってきたんです...人間って意外と死ぬ時は死ぬし、生きてることって実は誰であっても凄い奇跡なんですよね。
この話を書いたきっかけとして、藤本タツキ先生の短編漫画『ルックバック』があって、作中には精神疾患を持っていると思しき放火魔のキャラクターがいたのですが、ルックバック作品発表後「読者からの抗議」が相次ぎ、放火魔キャラクターのセリフは大きく改変されてしまったんです。
放火の原因が「精神疾患由来の妄想」であることを連想させるセリフが丸々消えました。(その後、更にまた読者からの抗議は続いて、最終的にセリフは初期の通りに戻ったようです)
病気になって辛くて苦しくて、それで間違えたことをしてしまった人が「フィクションの世界から(一度でも)消された」ことが当時の自分には結構なショックで...
世の中には、上手くできない人も、正しく生きられない人だっているけれど、文学やフィクションだけはそういう人に寄り添っても良いはずだと私は信じています。
遥夏さんのコメント、個人的にとても救われました....気持ちの悪い熱量の返信を返してしまって申し訳ございません。
決して善人ではない主人公の等身大を読んでくださりありがとうございました。遥夏さんと、お隣にいらっしゃる方の毎日が健やかで幸せでありますように。
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言葉にできない、言葉にならない不定形な気持ちという部分に訴えかけてくるお話だなと思いました。
小説というのはある意味他人を追体験できるものだと思っています。
彼女の理解できない部分、コップの蓋まで盛り上がったような張り詰めた気持ち、自分勝手で同情は出来ないしたくない気持ち、寄り添ってくれる大人への嫌悪感、そんなざわざわとした気持ちを強く感じる事ができて良かったです。
作者からの返信
お読みくださりコメントも、お時間もありがとうございます!!
感情を文字に乗せたいと常々思っているので、ザワッとした感じが伝えられていたなら本当に嬉しく思います。追体験してくださりありがとうございました。
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主人公が「絶対に味方でいてあげる」の言葉を真に受けて、履き違えないか心配なんだ。
きっと、傷つける自由を覚えた主人公は、叩き潰されると思うんだ。
だって、ゴミクズなんだもん。
そして、大切な人の優しさや愛では足りなくて、主人公は求めちゃうんだ、それ以上なんて無いのにね。
で、自分勝手に大切な人の言葉を嘘にして、その原因が自分と気づかずに絶望する日が来ちゃうんだよ。
短い話の中で、色々な考えや信条、今後どうなるかを考えさせられる話でした。
面白かったです。本当にありがとうございます。
作者からの返信
感想コメント凄く嬉しかったです!! 本当にありがとうございます!!
由兵衛さまの仰るとおり、主人公の今後は暗いものであると私も思います。
誰かを傷つけたり誰かに悪いことをすると、例えそれ以外の道を選べないような状態だったとしても、したことは本人に大体返ってくるのですよね…。
読んで頂いて、何かを感じてくださって、これほど嬉しいことは他にありません!! 心より感謝を申し上げます。
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メインテーマ「人間」の企画主です。
圧倒されるような文章でした。ただ、凡人には理解が難しいとも思える作品でした。
文芸に秀でた方や、作中の人物に共感できる方なら正当な評価ができるのでしょうが、僕程度の浅い人間では他の方のコメントやレビュー、作者様の他の作品を読んで、ようやくおぼろげながら輪郭が見えてくるような感じでした。
それだけすごい作品なのだろうとは思います。ただ、このコメントを書いてる今でもそのすごさの実感が持てないまま、というのが正直なところです。
だからこそ、すごく勿体ないという気持ちが強いです。
読み手への気遣いがもう少しあれば、読者の練度も嗜好もぶち抜いて、有無を言わせぬ傑作になるような気がしています。でもそれをすると作者様の書きたいものではなくなってしまうかもしれないので、これは一読者の我儘だと思って、聞き流してください。
この作品に出会えたことへの感謝を込めてコメントを残させて頂きました。
この度は企画への参加、ありがとうございました。
作者からの返信
色々と考えていて、お返事が遅くなり失礼しました。大変嬉しく、また学びになるコメントを頂戴し心より感謝申し上げます。企画についても、結構な数の参加があったかと想像します。貴重なお時間やリソースを頂戴し、本当にありがたく思います。
今までにも他の方から「文学的すぎてよくわからない」「読解力がなくてコメントできない」など(ほぼ原文のままです) のお言葉を頂く機会が多かったです。しかし自分の小説に何が足りないせいでそうなっているのか掴みきれずに悶々と考えています。
読み手への気遣いとして必要な何が足りないのか、
他の小説書きの方にも先日読んで頂き相談したのですが、具体的に何を足すべきなのかわからず…。
本当に力のある話を書ければ、読む側の好みとかをぶち抜いて、"伝わる"ものが書ける、というのは私も常々考えていたことでした。
何が足りないんだろう…😔
大変厚かましいお願いなのですが、東雲そわ様の目で見て、何を足せば読者に寄り添った形になるのか、もし見えていたらご教示願えませんでしょうか…。
長々とした変な返信になってしまいすみません…。お忙しければ無視してください。
大変学びになるコメントを、またお褒めの言葉も頂戴しすごく嬉しかったですありがとうございます。ずっと考えています…。
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企画から来ました
緊迫感の有るすごい作品ですね
主人公の思考を理解するのは難しいですが、二人の会話の微妙なズレが恐怖心を盛り上げてゆきますね
主人公の言動も行動もオカシイのですが、なぜだかホッとしている自分がいます
作者からの返信
緊迫感があると言ってくださりありがとうございます…!
主人公のやってることだいぶオカシイのですが、清涼感がある、スッキリした、等の感想をくださった方もいらっしゃいました。
大変嬉しく光栄なのですが、どの辺がホッとさせる要素となっていたのかすごく知りたいです。これがわかれば次作の糧にできるのに…………考えています。
コメントありがとうございました!すごい嬉しかったです💟
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追体験してるレベルで夕紗の感情の動きが伝わってきて終始息苦しかった・・・。
話は僕にはまだ早かったんかもしれんかったから、大人になって色々知ってからもっかい読もうと思います。
作者からの返信
わっわっ……
感受性がきれいで心が柔らかい人に変なものを読ませてしまって凄く申し訳ない気持ち…
結構変なもの書いてる自覚があるから、いつも少し罪悪感がある…
傷つくようなものは読んでほしくないな…じゃあなんで載せるんだって感じなんだけど……
自作読んで貰ったから読み返しを~とかは全然気を使って頂かなくて大丈夫なので(エドさんのは私は自分が好きだから読んでるだけなので)、私の話、少しでも駄目だ~と思ったらまじめに途中で読むのを止めてほしい~…すごく申し訳ない気持ち、でも読んでくれて本当にありがとう! コメントまでくれて本当に本当にありがとう!!🙏💟大人になってからも、娯楽は好きなものだけ手に取るので良いんだ…
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個性的ですね。ユーモアが根底にあるからこそ読者を惹き付け続けられてると思います。
確かに彼女の思考が理解できないこともありますが、誰しも他人を理解することは不可能ですからね。
ただ、病棟の看護師ごときがこんなに踏み込んでくることの方が腹立たしく思いました。
そう自分が感じたということは、読者に何かしらの感動を与えたということですので、あっぱれです。
作者からの返信
コメントありがとうございます…!💟🙏
誰しも相互理解が不可能、は私がいつも念頭に置いて書いていることの一つだったので、このお話からそれを拾っていただいて大変嬉しく思いました!
看護師、確かに本当鬱陶しいんですけれど…笑 他の場所でも感想をいただく機会があったのですが、看護師鬱陶しいコメントが思っていたより多くて(そうなるのか~)と思っております。別にそれが嫌だとか違うとかでは一切ないのですが、予想してたよりは多かったという感じで…
看護師のビジュアルをキラキラ完璧美少女にしておけばもしかしたら全く違っていたのかもしれない…?と少し考えました。どうなんだろ
丁寧にお読み戴きまして、心より感謝申し上げます!
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狂人のリアリティという部分ではなにか鬼気迫るものを感じました。逆に舞台が観覧車である必然性みたいなものはよくわかりませんでした。
これは意見の分かれる部分かもしれませんが、読みやすい小説にするためにはもう少し嘘をつく必要があると感じました。特に主人公がどうしてこんな状態になってしまったのかという原因の部分に関してです。現実的に考えて、精神を病んでいる人間がその原因をはっきりと自覚しているというケースはほとんどないとは思いますが、これが小説である以上そこはちゃんと説明した方がいいと自分は思います。うんこに関してはちゃんと理由付けがなされているので、それと同じように主人公の被害妄想にもなんらかの理由や説明が欲しいところです。ただ要領が悪いからというだけでなく、なにか発症のきっかけとなるような具体的なエピソードを一つ加えることで、話の深みと没入感が増すのではないかと思います。あと、特別な理由がない限り極力タイトルはつけましょう。
長々と書きましたが確かな魅力を持ったクオリティの高い作品だと思います。求めていたアドバイスとは少し違ったものだったかもしれませんが、なにかの参考になれば幸いです。
作者からの返信
優しいコメントありがとうございます…!!💟
そういえば他作でも、話がわかりにくい、もっとわかりやすくした方がいい、などとアドバイス頂くことが多かったです…。
書いている本人にはそもそもどこがわかりにくいのか、あまり把握できていなかった問題があり、
理由や説明づけを足すべきところのアドバイスも大変学びに、また考えるきっかけになりました。
無題は甘えなんです…よくないです…
もっと上手になりたいな~…
重ねてお礼申し上げます…!💟🙏
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すごく辛かったけど読む手を止められませんでした。なんて言ったらいいのか、きっとこんな十代の子はたくさんいるんだと思います。こんなおせっかいな大人も。すごく心が苦しいけどちゃんと考えなければいけないことだろうと思います。なんか、ありがとうございました。いい意味で衝撃でした。素晴らしい作品だと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます💟🙏レビューも本当に嬉しいです…
変な話書いちまったな…と我ながら心配していたのですが、予想よりは好意的な反応を(しかも今まで関わりのなかった方々から!!) 頂戴できて、おっかなびっくりながらも大変嬉しいです…🙏
そうなんです、こういう子実際世の中にいるんですけど、事件起こしたりしない限り可視化されにくいですよね……
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特に修正する点はないと感じます。前半の描写は私には必須に思えました。
本当に基本的な部分……例えば句読点を一文で多く打ち過ぎとか。
そのくらいかな、と思いました。
作者からの返信
優しいコメントありがとうございます~!! レビューも頂いて、光栄です本当に嬉しいです…💟
前半、ストーリーゆったりしすぎてて読みにくいかなと心配していたので、そう言っていただき少し安心しました…!
句読点難しいです…。話をする時に息継ぎをするペースで打つと良い、と教えていただいたことがあるのですが、私は日常会話でもどこで息継ぎすればいいのかわからなすぎてもはや世界の謎です…
時間をおいてから読み直して、句読点伐採チャレンジしてみようと思いました!! 本当にありがとうございます🙏💟
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こんにちは。
この作品も、私は以前に読んだ記憶があるのですが、今読み返してみて驚きました。
語り手(主人公)に相当する登場人物の感情が全体に渡ってひしひしと伝わって来るのに、読み返してみたら直接に語り手自身の感情を言葉で直接表現している文章が全体の内でごく一部にしか存在しない。目に映っている情景や会話のすれ違う感覚だけで読む側に繊細な感情が理解されるように構成されています。
そして主人公だけでなく、会話相手の自分勝手なエゴのようなものも同様にして読む側に理解される表現になっていて、それも読んでいる側に滲むような苦しみや嫌悪感に近い感覚の描写として成立していると感じられます。
これは物凄い描写力だと思います。
作者からの返信
きのはん様! こちらもお読みくださり、ご感想もありがとうございます!!!!!
「なんかキャラクターの気持ちが盛り上がっている場面では、直接感情を説明するのではなく、風景の自然とか空の様子とか書いておけ、そうすると詩的ってやつになる(うる覚えです!)」のような一節がサリンジャーの短編集の中にあって、もしかしたらそれの影響を受けているかもしれません...笑
いつでも切実に、キャラクターの感情で、読者を飲み込みたいです。これからも精進します。お褒めの言葉も頂戴しまして、とってもやる気が出ます助かります! 本当にありがとうございました!!!