第12話 机を買ったら、地獄を見た話 前編
皆さん、私机を買いました。
届いてから、約3週間ほど経ちました。
本当ならば、買ってから3日以内にはここを更新するつもりだったのですが……
とんでもないことが起きて、今の今に至ります。
遅くなってしまったことをお詫び致します。
そして、今回私の家具購入について、
何が起きたかを記載します。
皆様はぜひ、今後の家具購入の参考にしていただけたらと思います。
という、安定の初手謝罪。
どうも、地獄から生還して、やっと書く元気を取り戻した私だ。
さて、今回掲題や冒頭文から何があったのか。
以下の内容で書いていこうと思う。
①デスク取替えの不手際で父親に怒られた話
②とある部品を失くした話
③謎の頭痛に見舞われた話←これ本題
この三本立てである。そして、今回は①②。
本題は後編ー!
こっからまじでデスク編長くなるぞー!
覚悟してくれー!
まず一個目。
・デスク取替の不敵際で父親に怒られた話
さて、まず、机を取り替える時。
何が必要だと皆さんは考えるのだろう?
六角レンチ? ドライバー? のこぎり? ガムテープ? とんかち?
確かにどれもとても必要な場合もあるものだ。
しかし、私はもっと大切なものを知った。
そこに穴のないバケツまたは箱だ。
ダンボールではだめ。
そう、私はダンボールに部品を乱雑に投げ入れた結果、ネジがダンボールの隙間に入り紛失事故のようなものを起こしたのだ。
当日何が起きたのか、順を立てて説明をしよう。
まず、朝。私は玄関を鳴らすチャイムで起きた。
慌てて出れば、外にはでかい箱を2つ抱えた配達業者。
受け取りをし、荷物を家に入れてから頭を抱える。この時点で問題が発生。
玄関が新しいデスクの荷物で埋まったため、玄関へと荷物を出す動線がなくなってしまったのだ。
そう今回、買い替えなのである。
元々、横幅120cmあるデスクから160cmのデスクへと取り替えをしている。既製品から自慢のサイズオーダー机である。
しかも、家はものすごく狭く、最初に元あるデスクの解体をし、外に出してからじゃないと運べない。
寝坊でつんだ。頭で悟った。
しかし、とにかくやるしかない。私はどうにか自分の机のものを退かし、解体を始める。2つあるディスプレイモニターアーム。二台のパソコン。一台のタブレット、キーボード、マウス、化粧品道具、アクセサリー、散らばった小銭、とにかく色々を慌ててどかしていく。
本来なら全て机到着前にやるべきことだった。
寝坊によって、つんでるのである。
とにかく気合で避けて、デスクを解体していく。
デスクの解体は難しくはない。ないが。しかし。
部屋がモノで溢れてて、自分が入れる場所ねぇ~!!! 解体したやつ、どこか避けておく場所ねぇ〜!!!
そうやって、不安を抱えながら解体してると、寝ていたらしい父親が部屋に入ってきた。
説明しよう。
目←我が家の簡単な見取り図はこちら。
目の一番上の口が両親の部屋。
目の真ん中の口が私の部屋。
目の一番下の口が玄関キッチンその他諸々。
目は基本襖で仕切られており、私の部屋を通ないとどこにもいけない、プライバシーゼロホームなのである。
説明は終わり。
さて、そんな父親が部屋の惨状見て、私に言った一言目はこちら。
「普通、最初に片付けてからやるだろ」
面目ねぇ。しか言えなかった。三十路の女がデスク組立てして、親に怒られるクソ恥ずかしい展開ではあるが。
そして、ここから我が父親(職業:マリオと同職)監督によるデスク取替え現場が始まった。
父「とりあえず、お前今すぐ箱もってこい」
私「はこ?? ダンボールしかないよ? これでいい?」
父「それでもいいが、いや、だめだ。あ、それでいいじゃん」
私は父親に指定された、服を洗うとき用のシリコン盥を持ってきた。ダンボールではだめなのは、②の話で説明しようを
父「じゃあ運び出すぞ」
私「玄関塞いでる今」
父「……はぁ?」
父親に睨まれながら、まず玄関の大荷物となった新デスクを一回外に出し、父親と旧デスクを運搬。
そして、もう一度新デスクを中に入れて、開封する。
色は最高。美しい温かみのあるダークブラウン。
足もしっかりとした砂時計の形をしている。しっとりとした木の感触。そうそうこれこれ。
ドキドキしながら机との対面を楽しんでいた。
父「まず、全部付属品を箱に入れろ」
しかし、現場監督はそういかなかった。
出てきたネジ、六角レンチ、保証書を箱に入れる。
父「足を取り付ける。まずは仮止めしていけ」
私「イエッサー! パピー!!」
父「よし、やれ、バカ娘」
そうして、仮止めをするため脚を合わせる。今回横に2つの脚を止める。
砂時計の上側を八個のネジで止めていく仕様だ。
今回、足を買ったため無料でねじ明けオプションをお願いしている。
さて、そんな私は一番自分側穴にゆるく仮止めし、その隣のネジ穴を止めようとした。
父「待て、それは対角線上にやるべきだ」
私「対角線上?」
父「ああ、基本的に片側を締めるとどうしても逆側を止めるときに、力の関係で机の穴と、足の穴がどんどんズレやすくなる。だから、外側から対角線上に止めていくと、両側の力関係が比較的均一になって止めやすい。あと、ネジ穴がズレにくい」
私「たしかにそうかも」
以前別の棚を組み立てた時に、片側から本気で止めてしまった結果、金具と机の穴がうまく合わなかったことがあった。
実際に今回言われた通り、外側から対角線上のネジを順々に締めていく。
締めていく順番としてはこう。
私
①③
⑤⑦
⑧⑥
④②
という感じだ。
実際にねじ止めはしやすく、両側仮止めもスムーズに終えられた。なによりも、しっかりとネジを止められた感じがある。いつもなら、一個絶対に無理やり止めたネジがあるのに。
皆さん覚えてほしい。
ネジは対角線上に止めていくことと。
あと、なによりも、箱に入れたため、ネジが初めて紛失せず終えられた(基本一度は紛失して大捜索することになる)
それに、このデスク用のレンチもそこに置いたので今も無くさず工具入れに入っている。
その後、父親とデスクをひっくり返す。とても重くて、一人じゃ無理だったなあと思った。
そして、設置した後父親に聞かれた。
「これ、俺がいるから頼んだのか?」
私は答えた。
「いや、一人でやるつもりだった。多分一人だったら腰やってたわ」
父親が頭を抱えて、呆れたようにこちらを見た。
これが父親に怒られながら、デスクを組み立てた話だ。
②とある部品を失くした話
デスクを組み立てた後、次にやることはデスクの上への再レイアウトである。
今回40cmほどデスクを拡張しているため、仕事のやりやすさとかも込みで、再レイアウトしていく。
その中でも一番に取り付けなければいけないのが、二台のモニターアームである。
我が家には27インチのディスプレイが2つあり、私の仕事や趣味の生命線となっているのだ。
そのうちの一つは、特に問題なく行けた。それは基本的にネジで固定するタイプのアームであり、画面とアームの分離も簡単だったからだ。
しかし、問題はガススプリング式のモニターアーム。こいつだ。上のモニターアームと違うのは、スムーズに画面を動かし固定できるというのが売りで、なかなかにいい値段する。
ただ外す際、画面部分を支える部分と机と接続するを切り離す必要があるのだ。それをせずにやるとモニターから落っこちてしまうのだ。
勿論、普通に切り離して、解体した。
そう、①でも書いたのだが、慌てて解体した。外した際出た、物とかは近くにあった通販のダンボールに投げ込んでおいた。
これが良くなかった。
再設置するときに気づいた。
「あれ、ゆるくない?」
そう、接続部分が緩い上に、スムーズに動かない。思えば、部品外したよな? 私はその突っ込んだダンボールを見る。
ダンボールがいつの間にひっくり返っていた。
私は慌ててダンボールの中に入っていたものを掻き集めつつ、部品を探す。
ただ、困ったことがまた。
何を突っ込んだのか思い出せない。
無意識にやっちゃう癖があるため、その時も無意識だったのだ。
とにかく接続面を見返し、まず何か接続する部分には緩衝材的なものがあったよう。
それは探し、どうに見つけた。ここまでに捜索で一時間かかっている。
しかし、いつまで経っても緩い。明らかに緩い。
公式サイトを見るとネジ締めする部分があるらしく、締め直すが緩いおかしい。
密林のやつも呼んだが、原因がわからない。
とにかくお手上げのまま、仕方ないので他のものを設置していく。
どうしよう、そう思いながらデスクの上を並べ、そのダンボールを畳もうと、底を抜いた。
からん。
小さなメタルプレートが出てきた。小指の先程大きさだ。
「ん?」
公式サイトを見る。
そして、私はもう一モニターアームの上部分だけを外し、その接合部分を見る。小さな小さな隙間。そこにメタルプレートを嵌めて、接続しネジを締め直した。
モニターアームの動きが、ちょうどよいい滑らかさになったのだ。
「あ、ダンボールだめだ」
私は一つ成長した事件であった。
しかし、このデスク、もっと闇が深かった。
自業自得の後編は近々更新するゾイ。
ちなみにだが、前編よりも役に立つ上に地獄である。
とにかく、前編は家具の買い替えは計画的に。
そして、部品は無くさないようにしっかりとしたバケツや箱に入れよう。
以上!
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