第13話 素直な心《2》




「私…私…!




















メイを突き飛ばして自分も噴水に落ちましたの!!!!!」











ここでのポイントは自分も落ちてしまっているところがポイントだが、今はそんなことどうだっていい。





















静まり返る部屋…























「そうかい…素直に話してくれてありがとう。」












ポンポン、と頭の上に乗せられる手




















子供だろうが、社会人だろうが、










(素直に罪を認めて謝ることが大事なのよ!!!!!!)












今後こんなこと絶対しないんだから、このタイミングでちゃんと私に悪意はもうないと伝えなきゃ!


























「お義父様…ごめんなさい…






私、、メイが羨ましかったのです…可愛くて、優しくてお姫様みたいで…






私だってお姫様になりたいのに、ってヤキモチを焼いていたのです…」
























頭を撫でられながら素直に謝る私…











そこへ…














ドタドタドタ…







バン!!








「ミリーちゃん!!」









公爵家の奥様とは思えない形相で私の部屋に母がやってきた。




















(何か起こりそうな予感…)






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