第13話 今日、先生が3人なんだって。
「今日は集中力を高める授業をやるぞ。スキルを扱うにあたって、集中力は大切だ。今日はグループに分かれてやってもらうぞ」
なるほど。今日は集中力を高める時間なのか。坐禅とか?坐禅なら、僕苦手なんだよなぁ……
「まず、グループに分かれてもらう前にアップ運動な。トラック一周行ってこい。指示はその後だ」
先生に指示された通りにトラックを一周する。これ、普通の体育とやってること変わらんような。まぁいいか。
ちなみに、一周しただけで夜空の息は上がってしまった。
「よーし、戻ってきたな。それでグループ分けだが、三つに分かれてもらおうと思う。分け方は無難に出席番号でいいか?」
「「はい」」と、生徒達。
「分かった。あと、流石に一人で三つのグループ見るのは難しいからもう二人先生呼んでくるから待っといてな」
十分後、先生は他の先生を二人引き連れて戻ってきた。
どの先生も今日初めて見た先生だと夜空は感じた。
一人は、時島先生と同じくらいの身長で、見た目優しそうな顔の先生。名前は田中先生と言うらしい。
二人目は、田中先生より身長は低いが、スタイルは良い。それに雰囲気がちょっと怖い。名前は藤田先生だそうだ。
時島先生、田中先生、藤田先生の3人でこの授業をしていくのだろう。その際、他二人の先生の特徴を知っておきたい。
「それでは、この3人で今日の授業を開始する」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます