25時間目 腹がよじれる珍回答
英語の誤訳に込められたセンスがその界隈で話題を呼んでいる。
次の英語を日本語に訳せ
「 john was born in 1940」 ここでのジョンはジョンレノンのことだ。
×「ジョンの骨は1940本だった」
〇「ジョンは1940年に生まれた」
生まれるのbornを骨のboneと読み間違えた。日本人にありがちな音韻認識の聞き間違い。1940を骨の数に捉えた。だったで日本語になっている。外国人の翻訳家は偶発的言語のアートだと笑いながらも感動していた。
音の類似性→単語の誤認→創造的解釈
人間の骨は大人で206本位。1940本って何人分の骨だ。9人分の骨を持っているジョンがいたならもうホラー映画だ。ひとつの間違いで別なものになっている。歴史的事実がサスペンス小説に変換されている。「だった」が今は1940本もないような時間的経緯も醸し出している。アメリカでは即×で進展はないが、日本ではユーモアとしてネタになる。正しさと面白さが並列に存在する美学。英語圏では正確さが全てだが、日本では誤答にも遊び心という価値を見出す広さがある。
翻訳の仕事でも英語圏では完璧さが求められるが、日本ではそれでは面白くないと捉えられることも少なくない。
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