第三話 「7」という数字の意味

 「7」ってよくラッキーセブンとか言いますが「ラッキー」って意味じゃなくて「完全」って意味です。余談ですが「6」が不完全って意味です。西洋では。

 つまり七の頭を頂く竜=サタンってのはアルティメット(完全)って意味です。神は一週間で天地創造を行いました。完全なる世界って意味です。ということは悪の方も7で完全体になるわけです。


 カトリックが定めた「七つの大罪」は完全なる悪の罪源って意味です。(※ただし中世初期は8つありました)


 したがって暗号で「666」とやると獣の数字=ネロって意味ですが単にネロ皇帝って意味だけでなく不完全な暗君って意味です。


 ところが黙示録に出てくる獣は7つの頭を持ってる完全体です。七の頭を頂く竜が七の頭を頂く獣に権限を譲位するんですよね。錫杖を渡してます。両方とも完全なる究極の悪魔にしてサタンです。


 じゃーなんで「完全」って意味の7が「ラッキー」って意味になったんだよって話ですが当時のメジャーリーグが最終回である7回に幸運が訪れるって意味で完全の意味が外れたものを日本に概念だけ持ち込んでしまったのです。


 だから「777」って完全な数字が3つ並んだって意味であって「幸運」って意味じゃないんだな。

 よって完全なる不幸・「アンラッキーセブン」も存在しゆえに魔の7回とも言われています。でもそういう縁起の悪い概念は都合よくカットしたのが日本人なんです。そもそも日本には七福神って存在もありますし。


 ちなみに個人の感想だが「777」を当てるまであなたはスロットで膨大な時間とお金を使ってるのだからアルティメットアンラッキーって意味だよ。たぶんね。


 なんせ「8」が新しい世という意味ですので7には「滅び」という意味も含まれています。七の頭を頂く竜=サタンは黙示録の時にしか現さない姿ですので。「777」ってのは「あなたはギャンブルで身を滅ぼしましたね?」ってのが真の意味じゃねえのかな?

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