第三話 ヘコイダーブレード


今日もいつも通りの登校、サイ男の出現により多少ちやほやされる日々を過している。

それは昼休みに起こった、休み時間が終わり授業が始まったこ、ふと校庭を見る、生徒が石化している「生徒が石化している!」誰かが言う、声のする方をみる、それはドレッドの先を蛇にしたような容姿の女性、ホホホと、笑いながら教室から校庭へ飛び降りる。

ブォン、サイドカーが学校の敷地の中に入り込む、「聖さん居ましたよ」トントンと男は指先でサイドカーを叩くとすくっと立ち上がった男、ヒーロースーツに見を纏いフルフェイスヘルメットだろうかマスクをし、マフラーをなびかせながら徐ろに太の太に手をかけるやいなや引き抜く。


  この世界には尊くも珍しい宝が存在する


     珍刃ヘコイダーブレード


メデューサはヘコイダーに向かって走り出す、「ホホホ私の目を見つめるのよ」...ヘコイダーは答えない、ヘコイダーはヘコイダーカリバーで応戦する、「ヘコイダー、そのヘルメット外せ!」メデューサは言う、この時メデューサはフルフェイスのマスク越しの相手の瞳を探していたのだった。

ヘコイダーメデューサを頭の上からヘコイダーブレードを振り下ろす、死んだメデューサはその場で爆発する、ヘコイダーは無言でその場を去る、残されたのは校舎を去るヘコイダーのバイクのエンジンの音だけだった


  ヘコイダー衝撃のメデューサ篇・・・完

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