2022/7/21放送分

　エーワックス。早期警戒管制機。

　味方の戦闘機や、地上で捕捉・探知出来ない距離の目標（敵機）をレーダー感知出来、味方の戦闘機にその方向・距離を伝達することが出来るため、味方を指揮する、「空飛ぶ司令塔」とも呼ばれている。

　背中に付いた大きなレーダーが特徴。この機を模したモノが破壊されている写真が話題になった。

　点検・整備の際は格納庫に保管されているが、攻撃準備態勢にある時は、外に配置されている。攻撃遂行時は空を飛び、味方の機に守られているため、これを撃墜する事は難しい。よって、外に配置されている時に攻撃する事をシミュレーションしたのではと推測されている。

　外国では、この無防備な時間帯をなくすよう考慮され、駐機する軍用機を上空の敵機や敵国のミサイルから守るため、丈夫な格納庫（掩体壕（えんたいごう））を複数作り、守ると同時に何処に格納されているのかわからないようにしている。しかし日本では予算が割り振られておらず、今も攻撃準備態勢時は、外に配置され、無防備にさらされたままとなっている。