カクヨムコン8 資料室

3月16日 中間発表

中間発表 長編の集計データ

　注意：作品数や☆の数などは、柴田恭太郎さんの「別館・カクヨムコンデータ（https://kakuyomu.jp/works/16817330650806209826）」のカクヨムコン8終了時の最終集計ランキングデータを使用しています。

　そのため公式発表数と差異がありますがご了承ください。

　通過作品数とカテゴリーは、3月16日の公式発表時にサイトをコピーしてデータを抽出したものです。

　ジャンル―中間通過数―エントリー数―通過率

　異世界ファンタジー―283―3884―7%

　現代ファンタジー―195―1003―19%

　恋愛（ラブロマンス）―116―588―20%

　ラブコメ（ライトノベル）―186―883―21%

　ライト文芸―165―635―26%

　ホラー―80―237―34%

　エンタメ総合―219―1528―14%

　カクヨムプロ作家―414―414―100%

　カテゴリーによって通過率は大きくかわります。

　特にライト文芸とホラーの通過率が高いです。

　逆に人気ジャンルの異世界ファンタジーは狭き門となっています。

　もしかすると業界が文芸やホラーに、新しい流行を見出そうとしているのかな？　と思わずにいられません。

　3月21日段階で、長編（プロ作家除く）の集計が終わり、一通りまとめたデータを見ましたが、一つわかったことは、「単純に上から☆順ではないようだ」ということです。

　このあと、各カテゴリーごとに獲得☆ごとの通過率をご紹介しますが、確かに☆が多い方が確実に通過します。

　私は中間突破に☆100の壁があるのではないか？　と仮定していましたが、その予想は半分アタリで半分ハズレでした。

　まとめたデータを見ると、ジャンルによるとしか言えないのです。

　例えば、異世界ファンタジーは期間内獲得☆が100超えていても、通過率は60％。200から500で90％。600以上でようやく100％です。

　逆にライト文芸は100以上でほぼ100％というカテゴリーもあります。

　あとこれは全体で言えるのですが、カテゴリーによっては☆一桁でも中間を突破しています。

　一番競争が激しい異世界ファンタジーでも、☆二桁での通過作品数が42作品ありました。そしてこれは、上から順番ではなく、かなりバラつきがあります。

　☆＋フォロー＋レビューの合計で並べ替えもしましたが、明確な通過基準はわかりませんでした。

　ですので、明確な答えはないけれど、あくまでも今後の参考程度にとどめてください。