第5話 女神
女神は降り立った
この地球(ほし)で唯一何の穢れもない場所へ
女神は静かに祈る
ここを争いのない場所に
悲しみのない場所に
笑顔と優しさと愛で満ち
宇宙に降り注ぐ光の源となれと
地球(ほし)で唯一
一縷の穢れもない澄み切った泉の水を両手で汲み
潤った喉で歌を歌い
地球(ほし)で唯一一縷の穢れもない澄み切った空気を吸い込み
その体内で光に変えて吐き出した
泉を抱きしめるように
大きな虹がかかった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます