43話
「お!待ってました〜!」
「フランさんありがとうございます!」
「は〜い、召し上がれ〜、じゃあ私他の対応があるからまたね〜」
フランさんがそういうとスタスタ他のとこに行ってしまいました…
「いや〜、最初のやつじゃ全然足りなくない?ぼくまだお腹ペコペコだったんだよね〜」
じ━(ㅍ_ㅍ)━・・・
「・・・ぼく、グレーさんにほとんど食べられたので肉一切れぐらいしかたべれてないんですが…」
「カイ君、修行を始める前にこれだけは先に教えとくよ、いいかい?それはね…………食事の席は弱肉強食だよ、食べられたほうが悪い!!」
<(・∀・)>ニャ!!
(#^ω^)ピキピキ
「………ほほ〜ん、グレーさんの言いたいことは分かりました。つまりは食われたほうが悪いということですね」
「ええ、当たり前でしょう。食われた方が、自分が食べられるほど弱かったということですから」
(( ̄δ・ ̄)ホジホジ
(#´∀`)ほほ〜〜ん コイツ…
「HAHAHA!!グレーさんも冗談がすぎるんじゃないですか?これがいい歳こいたオ・ト・ナのやることとは思えないのですが?」
ププ(*´・v・`)ププ←グレーさん
ほお~(#^ω^)……
「オトナじゃないけど、冒険者だ。冒険者は常に強くなることを追い求めなければならない。弱い者は生き残れない。だから、食われたのなら、それは自分の責任だ」
「それ単純にグレーさんが己の食欲に負けたっていうことですよね?それっぽく言おうとしてますけど騙されませんよ」
じ━(ㅍ_ㅍ)━・・・
「いやいや、食欲に負けたから食われたわけじゃないんだ。食欲に負けずに、生き残れた者だけが、強い者になれる。それが冒険者の道だ!!(`・ω・´)ドヤァァァ」
「うーん、よくわからないけど、とりあえず納得しておきます」
「そうしなさい。そうすれば、いつか強い冒険者になれるだろう」
「……頑張ります」
絶対ふざけてるけど言ってることはあってる?気がするからいいや……
こんな感じでダラダラらと時間を過ごした。
このあとはグレーさんと一緒に怒涛の酒と肴のフィーバータイムに突入し、アウロラちゃんには食べすぎだと怒られ、フランさんにはアラアラと少し呆れられてしまった……
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