新集計ルールの調整について
※お知らせ:新集計ルールの調整について
先日発表した新集計ルールでは、〈ノンブースト〉対象者(及び〈セミブースト〉対象者における各ターム後半分)の投票の重みについて、「y=x/作品数」の単純な一次関数で処理することとしていました。第四ターム分の中間集計では、この設定が災いして、掲載順が末尾寄りの作品の点数だけが著しく大きくなり、不自然な結果となってしまいました。
今後、投票が進むことで偏りが改善される可能性もありますが、恣意的なルール調整と解釈されないためにも、早期に手を打つことが必要と判断します。
そこで、〈ノンブースト〉及び〈セミブースト〉対象者の投票の重みを、対数関数を用いて以下の通り算出するルール調整を進めています。
【〈ノンブースト〉対象者の投票】
当該タームの作品数より1大きい数値を底とし、当該作品のターム内掲載順より1大きい値の対数を得点とします。即ち、タームの作品数をa、ターム内掲載順をxとしたとき、得点yは「y=log[a+1](x+1)」で求められます。
ここで1ずつ数値をずらしているのは、対数関数はx=1のときy=0となるため、作品数と掲載順をそのまま用いると、1番目の作品への投票は0点となってしまうためです。
【〈セミブースト〉対象者の投票】
従来と同様、上記の値と「0.5」を比較し、高い方の点数とします。
この対数関数のグラフは、0から始まり、緩やかなカーブを描いて1に至ります。この調整により、ターム内最後尾の作品は〈ノンブースト〉でも1点になることは変わらず、それ以前の作品の得点は全て上方修正されることとなります。
次のページ以降では、この調整を踏まえた中間集計を公開しています。今後大きな問題が発覚しない限り、最終集計はこの調整後のルールで行う予定です。
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