第二十八首 気づくと私は...

気づくと私は淡い夢を見ていた雲より軽い淡い夢



 水瀬伊織の『ソナー』の歌詞から着想を得た短歌。といっても「気づくと私は」というワンフレーズを引用しただけ。


 「雲より軽い淡い夢」とは「地に足ついていない夢」ということ。漠然としていて、現実味のない夢。しかしそんな淡い夢でさえも抱かないと人は、弱者は生きていけない。昔抱いていた燃え滾るような情熱を呼び起こす夢は今は消え、雲より軽い淡い夢しか残っていない。


 いまいち意図が伝わりづらいし語感ありきの短歌になってしまったなぁと思う。

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