冷たい頬

  そのマッシロな頬は、少し赤みを帯び、掌で、その口元を抑え、


            『はぁ…』



 と、マッシロな吐息を空に浮かべるあなたを、ずっと見つめていたいと、

          そう   思いました。


    これが、初恋でなければ、一体何が初恋なのか…

 


      初めて、人を愛おしいと思いました。



     あなたと、出会えて、本当に良かった―――…。

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