奇麗な花

      星も見えない        こんな夜を――

         あなたが、輝かせてくれたんだよ


      一人じゃない、そう思えました。初めて……。


 マッシロな、色を失くした世界が、過去も、未来も、私を支配し続けるのだと、

           思っていました―――…。


あなたに出逢えて、たったそれだけで、目の前に、奇麗な花が、一輪、咲いたのです

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