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少しお腹が空いたけど、体力的にはまだまだ僕も大丈夫。今は我慢して歩こう。旅先では何があるか分からないから、ちょっとでも先へ進んでおいた方が良い。休むのはいつでも出来る。
僕は手で顔を軽く叩いて気合いを入れ直し、力強く足を前へと動かし続ける。
……でもしばらくして僕は急に気分が悪くなり、体が動かなくなってしまった。
そのまま視界が暗くなっていき、世界がグルリと揺れたような感覚に陥る。そして程なく全身から力が抜け、意識を失ってしまったのだった。
自分でも気付かないうちに、肉体は限界を超えていたのかもしれない……。
BAD END 8-3
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