第55話 腐敗政治に国民怒る!
新幹線建設で日本を苔にして悪夢を見ているインドネシアが、政府の根本的な問題を露呈した。日本が韓国を支配していた貴族・両班(りょうはん)を解体させ、韓国民を救った。今、インドネシアでは国民が一部の権力者から国を取り戻そうと過激な暴動が起きている。ジョコ・ウィドド大統領は長男であるギブランを副大統領に就任させようとした。憲法では40歳以上と言う法があるが司法も巻き込んで就任したが法律が家族のために捻じ曲げられたと国民は激怒した。懲りずに大統領は次男を州知事に立候補。法では30歳以上と定められたのを司法を動かし、就任中に30歳を迎えればいいとさせた。これにも国民は激怒し、願いは叶わなかった。インドネシア政府には賄賂と腐敗が横行していた。国民は個人の利益のために法律が変えられる不満を爆発させていた。不況の中、プラボウォ・スビアント大統領になっても腐敗や一部の高官への手厚い補助金が問題視された。失業率が増え、国民が疲弊している中、国民の月収307万ルピア(約29,000円)に対し、議員の住宅手当が月々5,000万ルピア(約44万円)が含まれていた。
政府は、社会保障、大学教育費、小学校教育や医療、インフラへの予算を大幅に削減した中での議員のみの優遇だった。そんな中、労働省の次官が賄賂で逮捕される事件が起きていた。ジャカルタを中心に各地で群衆が暴徒化している。中には議員の自宅から物品を強奪する事件も発生している。暴動は38州の内32州にも及んでいる。積み重なった政府への不安が国民の怒りを買っている。国民を観ない政党は短命に終えさせなければ腐敗の温床になり続ける。国民の監視は必要だ。
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