第12話 鍛冶師入門
ありがたいことに評価をいただきました!
おかげで週間88位になりました!!
これからもDtDを面白い作品に出来るように精進します!!
ーーーーーーーーーーーーー
ギルドを飛び出したボクは何をしたらいいのかわからなくなって途方に暮れていた。
仕方なく表通りをぶらぶら歩いているとガィンゴィンという音と共に熱気が漂ってきた。
何か鍛冶をやってる店なのかな。
いってみよー!
「たのもー!!」
しばらく待つと頭に手拭いを巻いたいかにも職人といった風貌の人が出てきた。
「今度はなんだ。新手の道場破りか」
「違うけどさ、ここって武器とか作ってんの?」
「ああ、武器以外にも防具とか日用品も作ってるが・・・まさか、お前さんが依頼すんのか?」
なんだろう。
このおっちゃん、すごく困ってそうな感じがする。
「そのまさかだよ!ボクの装備を作って欲しいんだよね!お金ならあるよ」
「依頼は嬉しいんだが…ここ数日で急に忙しくなってな。手が足りねぇんだよ。流石にガキの装備は既製品なんて置いてないしな」
「あーもー、ボクは子供じゃないんだってばぁー!何回この話すればいいんだよぉ!!…はぁ。とにかく、装備作って欲しいんだけどなんとかなんないの」
「むぅ。新入りに任せてもいいんだがそのマントに合わせるとなると荷が重いな。しゃーない。ちょっとこのハンマー振ってみろ」
何故かは分からないけど言われるがままにボクはハンマーを振るう。
「冒険者をやってるだけあって筋がいいな。振りはしっかりしてるしまっすぐだ。これならすぐに使えるようになるだろう。」
なになに一体なんなの。
「お前さん、俺に弟子入りする気はないか。溜まってる仕事を手伝うっつうなら俺自身があんたの装備を作ってやる。俺は自分言うのもなんだが街一番の鍛冶師だ。悪い取引ではないはずだ。どうだ」
【クエスト『ウォルフラム親方への弟子入り』が発生しました。受注しますか。 Y/N?】
これって鍛冶仕事を覚えられてしかも強い装備を貰えるんだよね。
もちろん受けるに決まってんじゃん~♪
「もち!手伝わせてもらうよ!」
「んじゃ、着いてこい。お前の先輩になるやつを紹介する」
親方のその大きな背中は店の奥に消えていった。
ーーーーーーーーーーーーーー
お読みいただきありがとうございます!
もし面白いと思った方は評価やコメント、ブクマ、いいねをよろしくお願いします!
コメントは(`・ω・)bグッ!やニャー!だけでも大丈夫です!
プロットが書けない・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます