　ファッションとは『自己表現』だそうです。わたしはコッチ方面まったく疎いのですが、自らを着飾り、彩り、それを周囲に表現することは世界レベルで見るといたって普通であり、むしろそれらを通して自己表現することは美徳ともされる場合があるようです。

　元々は『流行』を意味する単語でしたが、12世紀くらいのフランスではエレガンス的な概念が生まれ、そこから身だしなみや服装スタイルを自分自身の表現のひとつとして認知されるようになった歴史があります。国によって表現は様々で、たとえば日本じゃアウトローなイメージから敬遠されガチなタトゥーは、世界に目を向けてみればファッションとしてフツーにだれでも付けてるオシャンティーアイテムとなっております。だからこそ海外の観光客の悩みとして「タトゥーのせいでジャパニーズOnsenに入れないなんてそんな！」っていう問題もあるのですが閑話休題。

　あげはさんといえばファッションだよね？　ってことで、今回はアゲアゲなあげはさんメイン回になりそうです。はたしてあげはおねえさんはどんな自己表現をするのか、そして思春期なツバサくんはどんな反応を見せてくれるのか……ちょっと楽しみだったりするオッサン。んじゃ、早速視聴していきましょう。

　アパレル・ベイビーってことはエルちゃん用のお店かな？

　エルさま、ちょっと見ない間に「うーん……ちょっと違う！」とか「ゼッタイイヤ！」とハッキリ言えるようになっちゃうなんて成長っぷりが見えてきましたね。ピアジェの発達理論によれば、赤ちゃんには自己中心性という時期があります。おおむね2歳以降にあたり、これは日本でいう『イヤイヤ期』とも重なりますね。自己主張が激しくなってくる時期です。エルちゃんにはちょっち早いと思われるが、まあ早熟なんだよきっと。

　はい、前回の次回予告でも登場したあげは姉のご登場です。あ、おふたりともおねーさんでしたかツバサくんとのおねショタが捗るなぁっとそーゆー問題じゃなくて。なるほど、あげはさんは三姉妹の末っ子なんだね。もしかしたら『スマイルプリキュア！』の『緑川なお』のようにもっといるかもしれんが。

　ぜんぜんかんけーないけど『うちの3姉妹』思い出した。いつの間にかYouTubeチャンネル開設してるし、しかも次女のスーちゃんもチャンネル作ってるし、これはこんどじっくり見てみようかな？

　あげはさんの姉の名前は『早乙女まりあ・かぐや』さんだそうです。あげはさんの名字が聖だから芸名でしょう。んでオカマはマネージャーの『かっこー』さんね把握。あげはさんは頻繁に連絡とりあってたらしく、おふたいにはましろ始めみんなのことも把握してる模様。

　あっはは～あげはさん「言ってなかった？」とかお茶目さんだなぁ～……え、まさかの離婚で名字違う感じ？　まあ昨今は離婚家庭も珍しくないとはいえこういった境遇のキャラを出すのは驚いた。離れて暮らす言うてるけどこの長期間じゃもう――あれじゃない？

　なんだろ、これを見させられた後だからあげはさんの「笑顔であげてこ？」がものすごくグッとくるように感じられるわ……うん、たしかに『親は親、自分は自分』だよね。それぞれにはそれぞれの事情があり情熱がある。だからこそあげはさんも「サイキョーの保育士になる」とモデル業を断ったわけだが――しっかしサイキョーの保育士ってなにすんだろ？　子どもたちを守るのかな？　物理で。

　あ、中学時代に経験済みですか。うん、素材がいいとどう写真撮っても映えるよね。

　あ、エルちゃんも目ぇつけられたっぽいわ……このオカマいいキャラしてるようで仕事に手抜かりないなぁ。まあでも、競争が激しい業界だからこそこういった『やり手』が生き残るんでしょうね。あげは姉作の服も気に入ったらしく、エルちゃん人間界でファッションモデルデビュー決定でございます！

　わたしも撮りたい。いろいろと撮りたい。ってことで(意味不）いざファッションショーと参りましょう。それとは別に、ファッションショーとかアイドルコンサートとか大スターが目の前通った時とか、こういう場所で女子が叫ぶのはなぁぜなぁぜ？

　エルちゃんかわいい！　近頃は赤ちゃん的な年齢の子もモデルとしてがんばる時代だね。こういう場所でさえ、あげはさんは子どもの背中を押す役割になっていてとてもしみじみするわ。さてエルお嬢様、今のうちに一般民衆に笑顔と手を振りまくる練習をしましょう。蔑んだ笑みを浮かべると一部の愚民を喜ばせることもできまっせ？

　あ、うんやっぱプレッシャー感じるよね。こういう時は「怖くない」言うてもね、それは当人の心情とはまったく逆の言葉なので浸透してかないのです。こーゆー時はいわゆる『逃げ道』ってワケじゃないけど、エルちゃんにとって安全地帯となるゾーンを用意する必要がありますね。

　こんな時もすかさずエルちゃんを勇気づけてあげるあげはおねーさん。子どもがなにすると喜ぶのかってのがよくわかるね……泣き止んでって言うんじゃなくてその子が喜びそうな別のモノに意識をもっていく、これわんちゃんのしつけにも通じるところがあってわかりやすいわ。あ、別にエルちゃんを犬扱いしてるわけじゃなくってね？　――子どものお世話はどの世界にも共通してるんだなぁ～って思いました。

　飛び入り参加したその勢いのまま、あげはさんをもっとアゲアゲしていきましょう。わたしは男性なのでよくわからんのですが、たまーに「その化粧濃過ぎない？」と思う時がああああエルちゃんかわいい！　その決めポーズかわいい！！　ちょっとテレて決めきれてないところがまたかわいい！！！　踏んでください！！！！　――あ、えっとスミマセン取り乱しました。いやでも、このかわいさは武器だわ。今後のスカイランド100年間安泰だねコレ。

　観客のなかにもかわいいキャラいっぱいいたけど、もしかしてソラシド市はモデル候補の宝庫だったりするぅ？

　ヴィランのターン。所変わってビルの屋上ではミノトン氏が筋トレ真っ最中でございます。自重トレーニングは器具を使ったトレーニングより負荷が軽いこともあって軽視されガチですが、しっかりやると器具トレで得られない効果があったりするのでおすすめですよ？　もちろん、ミノトンと同じようにしっかりこまめな水分補給を忘れずにね？　水だけ補給すると身体のバランスが乱れちゃうから塩もナメナメして、まあスポーツドリンクを飲んどきゃいいんじゃないでしょうか。安心安全にスポーツを楽しみましょう！

　ミノトンもイカしたファッションしてると思うけどなぁ……かっこよくない？　さて、本日のワンダーグーエナジーは『舞台ライト』。一般市民を逃がすあたり、ミノトンは『筋の通った悪役』であることが伺えますわ。

　キライじゃない。

　ちょっとバタフライさん「さげんなー！」のこドス効いてたの草。ガチで怒ってらっしゃったのね。

　レーザー光ってけっこう強くてね、間違っても目に当てちゃダメです。それにしてもミノトンさん、プリキュアはそもそも『チャラチャラした格好』が戦闘衣装なのですがそれは。

　ミノトンさんの考えも理解できなくもないけど、今回ばかりはバタフライ推しの空気ですわ。いや、彼女の境遇を知った上で「いつも笑えるワケじゃない。苦しい時、辛い時、泣きたい時もある」はグッときますよ。そんな経験を乗り越えて、あげはさんはみんなを笑顔にしたいという願いをもったのでしょう。みんなを笑顔にしたいという気持ちは彼女の戦闘スタイルにも現れてますね。

　笑顔を送って、そして笑顔を返されたらメチャアゲアゲだよね！！

　それぞれがそれぞれの目標に向かってがんばる。とても美しい言葉ですが、それは大きな苦労がつきものでもあります。たとえばメジャーリーガーになりたい言うて、実際にそうなるためにはそれ相応の力を身に着けなければなりません。当然、他人にとってはとてもムリだ！　と思えるような鍛錬も必要でしょう。それを乗り越えるにはミノトンが言うようなストイックさも必要だけど、時には自分を支えてくれて、そして自分が支えられるような仲間を見つけることも重要です。

　『人』という漢字のようにね。

　本日のエンディングは『キュアブラック』が担当するようです。初代プリキュアはシリーズ旧来のファンが推してるためか、映画などではここぞという時頼りになる強キャラ扱いがデフォのようです。わたし自身、初代プリキュアはそこまで見てなかったのですが、今と違ってガチの殴り合いが多々ありましたし地球がぶっ壊れたりもフツーにやってたのでね、まあそういう扱いになるのはムリもないかなと。

　次回は日本夏の風物詩『怖い話』でございます。怖い話で背筋を冷やしましょう。映像からしてソラちゃん実は怖がりだったっぽいね。んじゃ、次回は怖がる女子中学生を見てニヤニヤしていきましょう。

　本日も楽しい30分間でした。さて、プリキュアにもらった元気を胸に今週もアゲアゲでやっていきましょう。これからお盆時期、台風もあるから気をつけて、ご先祖さんをお迎えしつつみんなでワイワイやっていきましょう。

　アナタの人生に幸あれ！