第8話おじいちゃん

おじいちゃん

俺が小さい頃から、25歳くらいまで

多い時は毎週、少なくても月一で会ってたね。

おじいちゃんは口下手だって母から最近聞いたけど、おじいちゃんはいつも俺とはいっぱい話してくれた。

俺が大人になるにつれて少しずつ会う頻度は減ってったけれど、辛い時はおじいちゃんと話してた。

おじいちゃんが亡くなった時俺は初めて人前で泣きじゃくったの覚えてる。

それからいろいろあってどん底だよ。

もしおじいちゃんが生きてたらって何回思ったかな。

思えば昔からおじいちゃんだけは俺の味方だった。

俺は孫だけどどんな友達よりもおじいちゃんと過ごした時間が幸せだった。

おじいちゃんが死んだ日もう俺は泣かないだろうなって思ったけど、今日あなたを思い出して泣きました。 

あなたがいなくってから俺はずっと道に迷ってます。

あなたに会えるならまだ生きれるのかも。

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