第240話 金沢到着

気が付くともう富山まで来ていた。

カーテンをめくるとうっすら朝の雰囲気が分かる

雲があるせいか申し訳なさそうに太陽が雲の影から光を発している

太陽が雲に隠れている様子はさながら自分ではないかと思ってしまう

迷惑ならない程度にカーテンを開けて日の出を見ていた

街が段々明るくなっていき1時間もするとすっかり昼間だ

街並みも見えもう少しで金沢って感じがしてきた


次は金沢駅とアナウンスが流れ最終地点なので一気にバスの中が騒がしくなる

昭も降りる用意をした。


バスを降りると駅前だと思っていたのが駅の裏側だったのでちょうど大阪行きのバス時刻を

見て駅前に出ることにした

時刻を見ると

「え!!今日の22:50」

毎日運航しているものばっかりと思い込んでいたら週3便しか走っていなかった

運よく今日の夜にバスがあったが、今から約18時間弱時間をつぶさなくてはならなくなった

厄介なことになったと昭は思った

とりあえずは駅側のガストで食事をしながら考えようと思いガストに向かった

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る