第4話

「もう終わったことだっての言うのはわかっていたさ。あれからどれだけの時が過ぎてきたか、この手のシワを見れば嫌でもな。それでもすがりたかった、全てわかっているさ、これが私の未練だということも。さあ君が本当の幕引きをしてくれ、その為にここに来たんだろう?」


 全てを終えたくても自身では出来ず、誰かに引導を渡してほしいと願う。覚悟ではなく達観や悟りだろうか?

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