ぼっち思考

 ちょっと前に「ぼっち・ざ・ろっく」というアニメを見ていた。

 その主人公の「ぼっちちゃん」の考え方や行動は、まさにぼっちな人のそれで、世の中には共感するを通り越してダメージを受けている人も多いとか。


 さて、そんなぼっちちゃんの思考に似ているのが、うちの娘、てんは。

 お友達とか家族とか、内輪ではめちゃ活発なのだが、自分の慣れ親しんだ環境からちょっとでも出るともう何もできない。

 この辺りはもうちょっと積極的になれるように育てるべきだったかと反省することもある。


 今日も、受験直前で塾に勉強に行ったのだが出かける前の会話がもうへたれすぎて……。


てんは「過去問持ってないから塾の過去問使いたいんだけど」

ひかる「うん、使っていいよ」

てんは「勝手に使っていいん? 授業で使ったりしない?」

ひかる「あー、使うかもねぇ。じゃあ先生に一言使いますーっていえばいいよ」

てんは「あ、それ、無理。別のやるわ」

ひかる「いやいや、もう直前なんだから過去問やりなよ」

てんは「先生に言うとか無理無理(震え声、首ブンブン)。行ってきまーす」


 週2で通ってる塾ですらこれだからなぁ。

 箱入りにしたつもりはないのに……。

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