A「さ！さっそく作っちゃおう！」

B「いいけど、どれくらい作るの？」

A「う～ん…クラスの友達の分と…お世話になっている先輩、あとは部活で仲良くなった子！」

B「ふぅん…ずいぶん仲良くなった子が増えたんだね」

A「え？うん！みんな優しくしてくれるいい人達だよ！」

B「そうなんだね」

A「？なんか不機嫌？」

B「そんなことないよ。ほら、さっさと作っちゃおう」

A「うん！」

B「それでどんなチョコ作るの？」

A「えっとね、チョコクッキーと…あとパイ生地あるから一口サイズのチョコパイ作ろうかなって」

B「じゃあまずはクッキーからつくろっか」

A「おー！」

A「よし！これで後はクッキーの生地を寝かせて…次はチョコパイ作ろっか」

B「じゃあパイ生地出すね」

A「うん、お願い。…あ、ちょっと待って」

B「どうし…」

A「チョコ、ほっぺたについてるよ。…よし、うん、甘いね」

B「なっ！？舐め…！もう、ほっぺについたのなんて舐めちゃだめじゃない！！」

A「えー、いいじゃん別に～」

B「もう！そういうとこ、直さないと変な人に捕まっちゃうよ」

A「大丈夫だよ。こんなことするの、君だけだからね」

B「～～～！もう、本当にあなたって人は…」

A「えへへ、じゃあ早く作っちゃお！それと、バレンタイン当日、楽しみにしててね！あなたにだけの特別なチョコ、作ってあげるから！」

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