ライゼン通りのお針子さん

水竜寺葵

登場人物紹介

名前:アイリス 年齢:十七歳 性別:女

髪色/髪型:亜麻色/腰までのストレートロング 瞳の色:緑色 一人称:私

設定:仕立て屋アイリスのお針子さん。新米だが経験は実戦からとの教えを基に一年間店長として働くこととなった。

頑張り屋さんで人のために努力を惜しまない優しい少女。ちょっとドジで失敗ばかりが目立つもそれも彼女の愛嬌として皆から好かれている。

一年間の修行の果て彼女は立派なお針子としてお店の一員として認めてもらえるのか?


名前:イクト 年齢:三十五歳 性別:男

髪色/髪型:青色/短髪 瞳の色:黄色 一人称:俺

設定:仕立て屋アイリスの店長。働かせてくれと頼んできたアイリスに一年間店長を務める事ができたならそのままここで雇ってやると条件を付けて仮契約して雇用した。

見た目は爽やかイケメンでそのうえ性格は温厚で物腰穏やか。そのため女性客から人気が高い。新米店長となったアイリスを優しく教え導き支える。


名前:マルセン 年齢:二十八歳 性別:男

髪色/髪型:ワインレッド/ウルフカット 肌の色:褐色 瞳の色:赤色

一人称:俺

設定:仕立て屋アイリスの常連の客。冒険者としていろんな仕事をしているのでよく服を破いてはイクトに直してもらっていた。アイリスが店長になって初めてのお客様となった彼は彼女が仕立て直すことに不安しか感じていなかった。

しかし仕立て直された服を見て彼女の才能を知る。それからはちょくちょくお店に顔を出しては服を仕立ててもらうという名目で彼女が困っていないかとか仕事の方は順調なのかと心配して店に顔を出すようになった。アイリスの前ではぶっきらぼうだが面倒見のいい優しい性格を前面に出すようになる。


名前:マーガレット・セイシル 年齢:十四歳 性別:女

髪色/髪型:金髪/腰までのウェーブのかかった髪 瞳の色:青色

一人称:わたくし

設定:セイシル家の長女。貴族階級の家に生まれた為か幼いころから厳しい教育を受けて育つ。ゆくゆくはセイシル家を継いで社長となることを約束されている。一人っ子のためか少しわがままな所もあるがそれは寂しさを紛らわすための彼女なりのSOSに他ならなかった。

イケメンで優しい性格のイクトを愛でる貴族階級の者だけで構成されたファンクラブの会員の一人でもあり、彼を見るためだけに仕立て屋アイリスへと通い詰めていた。自分よりかわいいアイリスがイクトの側にいるというだけで許せず追い出そうと無理難題な注文をするも、彼女の仕立てた服があまりにも素晴らしかったためアイリスの腕を認め仕立て屋で働くことを歓迎する。ドジで失敗ばかりの彼女の事が心配で「イクト様の足を引っ張っていないかどうか見に来た」といいながらアイリスの様子を見にお店へ訪れるようになった。


名前:ジャスティン 年齢:三十歳 性別:男

髪色/髪型:黒色/短髪 瞳の色:黒色 一人称:私

設定:王国騎士団第一部隊隊長の男で王女様を護衛する側近兵でもある。真面目で堅物とはまさに彼の事を指した言葉であるというほど曲がったことが大嫌いで正義感に厚い。騎士団の隊員の服が必要だったためアイリスへと依頼を頼んだが無理な依頼であることは重々承知しており、彼女に負担をかけさせてしまっていることに心配と罪悪感を覚えている。しかし依頼をこなしたアイリスの晴れ晴れとした姿を見て心を動かされた彼はこの店の常連となる。事あるごとに店を訪ねてはアイリスが無茶をしていないか困ったことは起きていないだろうかと様子を見に来るようになった。


名前:ミュゥリアム  通称:ミュゥ 年齢:二十七歳 性別:女

髪色/髪型:銀色/ボブヘアー 肌の色:褐色 瞳の色:水色

一人称:私

設定:国王生誕祭のために呼ばれた踊り子。仕立て屋アイリスの評判を聞いて衣装の制作をお願いした。お祭りの後もしばらくはこの街に滞在していて、ことあるごとにアイリスの顔を見にお店へとやってくる。明るい性格で直ぐに誰とでも友達になる事ができるのが彼女の特技と言ってもいいだろう。お店の常連客達とも直ぐに仲良くなりこの街での滞在を楽しんでいる様子。アイリスを気に入り彼女のためにお店を宣伝したり、頼んでいないのに客寄せまでしてくれる。普通なら止める事だが、彼女の優しさであり好意であることを理解しているためイクトもアイリスも何も言わないで好きなようにさせているようだ。


名前:シュテナ(本名:シュテリーナ・レムリア・コーディル)

年齢:十二歳 性別:女

髪色/髪型:金色/肩までのショートヘアーでサイドを三つ編みにしている

瞳の色:青色 一人称:わたし

設定:仕立て屋アイリスへとやってきた少女。王国騎士団隊長のジャスティンからアイリスの話を聞いてドレスを仕立ててもらいにやってきた。本当は王国の王女だがアイリス達には秘密にしている。お披露目パーティーで出会ったマーガレットに正体をばらされそうになり慌てて口止めした。おっとりとした穏やかな性格の女の子。こっそりお城を抜け出してはお店へきてアイリスと話をしたりして過ごすのが日課となる。兄ジョンとともに来店することもありアイリス達から色々な話を聞くのを楽しみにしているようだ。その度にジャスティンが頭を抱えることとなるのだが、彼の心労などまったく知らない彼女等はおきらくなものである。


名前:ジョン(本名:ジョルジュ・ヘンリー・コーディル)

年齢:十五歳 性別:男

髪色/髪型:金色/腰までの髪をうなじのところで一本にしばっている

瞳の色:青色 一人称:僕

設定:シュテナのお兄さん。ドレスを仕立ててもらった彼女があまりにも自慢してくるので自分も服を仕立ててもらいたくなりお店へと訪れる。本当は王国の王子だがシュテナ同様アイリス達には秘密にしている。マーガレットに正体がばれ危うくアイリス達にまでばらされそうになったが妹と共に内緒にしてもらうよう頼んだ。穏やかで優しい少年。見聞を広めるためだと町に出ては仕立て屋に入り浸りアイリス達と話をするのが日課。アイリスの腕を高く評価しており彼女を王宮御用達の仕立て屋にしたいとひそかに考えている様子。

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