ナルシスファンタジー❤

たから聖

第1話 ナルシスファンタジー❤

ここには、《美肌メンテナンス》の実験をするサークルがあったのだが…?さて今日も何かが起こる……


◇◇◇◇


『あ、ワタシ。ちょっと来てくんない?』


エリカ様のお呼び出しだわッ❤

エリカ様が性的興奮を満たすために、たまーに私…マユは呼び出される。



マユは、エリカ様の迫力ある美しさには……何故か逆らえなかった。


【被害者の会でも、作ろうかしら?】と思いつつも悪い気はしないのだが。マユはエリカ様の司令には絶対服従なのだった。



マユは、電話を切ると足取り軽くエリカ様の元へと向かったのだった。

《一体、今日は何するのかしら》



道中……エスカレーターから階段へ……階段からまた更にエスカレーターへと


マユはエリカ様の居る最上階へと白衣を着ながら急ぐのであった。


戸を勢い良く開けると……エリカ様は何やら実験の様なことをしている。


『マユ!待ってたわ…』

エリカ様は大量のチョコレートを溶かしていた。

マユは一瞬、息を飲んだ。



エリカ様の美貌がさらに磨かれていたからだった。

《あぁ美しい。》


ここ数週間でエリカ様はグッと

若返った。

マユは思った。


《ワタクシが堪能させるつもりが、私が堪能してしまったわ。》


マユはエリカ様との時間を楽しむ為に……後ろ手にそっと鍵を閉めた。


エリカ様は命令を言う。

【マユ?!チョコレートにドブンなさい!ドブンよ?もちろんいつもの様に裸で……。❤】


チョコレートの海にマユは一瞬躊躇ったが、

エリカ様への忠誠心にも似通った感情が踊り始め

マユはダイブした。


マユは…一瞬でチョコレートまみれになって、息が出来なくなった。


【エリカ様??!これは?いくら何でも酷いわ!今度こそ被害者の会を作るんだから、、、ぷんっ】



マユが幾ら文句を言おうが……

エリカ様からしたら

マユの戯言ざれごとは赤子を諭すレベルでしか無かったのだが…



マユのアゴをクッと上に向けて、エリカ様は言う。


『良い?私に従えば何もかも思い通りよ?わ・か・る?💋』


エリカ様は…マユのチョコレートまみれを見ながらも

少しだけ興奮した様子で自分も

チョコレートの海に入ってきた。



スケールのデカい実験を愉しむエリカ様。


その場に居合わせた数名の研究員達も、2人の淫らなじゃれ合いを見ながら楽しんでいた。


マユは…いつもエリカ様に呑まれてしまう。

でも、いつかは反発して見たいわ❤とサドスティックな気持ちが

ムクムクと……イケナイと

分かりつつも湧き上がって来たのだった。




だけど…あらゆる手段を考え尽くしても、エリカ様には

到底叶わなかったマユだった。



マユは……チョコレートの海からようやく上がって、

自分の顔を鏡で見てみると……



【あれ?ワタクシ、エリカ様の様に美しいわ?!すごい!】


マユは…チョコレートまみれの裸体を数名の研究員達に見せた。


【やっぱりチョコレートで裸体を型どるなんて、難しいかしらね】


まぁいいわ。




エリカ様から更にお呼びが

かかるマユだった。

マユは…チョコレートを落とし切り、シャワーを流したままで


無性に情けなく感じた。



【何だか、もうめんどくさいわよ。ホントにッッ!!エリカ様ったら。】


ぶつくさと怒りをあらわにしながらもマユは白衣に着替えて

エリカ様の元へと急ぐ……



エリカ様はデスクに座り足を組みながら誰かと電話で

話し込んでいた。



マユを見るなりエリカ様は素知らぬ顔をしたのだが……

実はエリカ様は…興奮していたのだった。



凛と話す姿勢は……美そのもの。



【ムカつくけど……エリカ様、、はぁ、反則ですわ!】



マユは…チョコレートの実験にクタクタだったが。

電話を切った後に、エリカ様が

マユに熱視線を


送ってきた……。



『???』


『可愛いわ、私のマユ❤』




エリカ様は…椅子の向きをクルッと変えたと思いきや、

マユの白衣をグイッと引き寄せて



真っ赤なルージュをマユの白衣に押し付けてみる。


マユが抵抗出来ないのを

いい事に、エリカ様は……刹那



マユのバストを揉みしだき、唇に真っ赤なルージュを押し付けるのだった。

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