第11話 『永遠に失われる日常』
「新しい日常」というフレーズを耳にするようになった
僕にとっての「新しい日常」も、例えば今日、誕生した赤ちゃんにとっては「普通の日常」となる
父たちの時代では「テレビの出現」が「新しい日常」の始まりだったのかもしれない
その前の前の前の父は「電灯」が「新しい日常」の始まりだったのかもしれない
はるかに遡れば「立ち上がる」「火を使う」もまた、「新しい日常」の始まり
それは「幸せの日常」かもしれないし「不幸の日常」の始まりかもしれない
新しい日常は、この先、永遠に来る
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます