第13話

そう言えば、栗花落の恋は、どうなったのだろう。

 彼女に依頼されてラブレターの代筆(……というよりも、僕なりのラブレターを書いてみただけだが)を作成したものの、僕はその後の予定も、どうなったかということも、聞いてはいなかった。

 夏休み開始から依頼されて、期限を二週間後に決めた時点で、彼女がこの夏休み中に何かアクションを起こそうと考えているのは間違いない。

 夏は、人間の頭のネジが緩みやすい季節でもあるし、煩悩や打算が先行してしまい勝ちなタイミングでもある。

 例えば海で、好きな女子の水着姿を見れば、無条件に興奮するだろうし、今日の様に夏祭りで浴衣姿を目撃すれば、これまたやっぱり無条件に胸が高鳴るだろう。

 あ~、どっちも男側からの条件だな。

 そうじゃなくて、女子からしたら、どうだろうか。

 いや、変わらないか。

 女子はきっと、男子以上に男子の愚かさと単純さを知ってる生き物だ。

 つまり、水着や浴衣でテンションが高まることくらい、想定済みなのだ。

 だからこそ、水着や浴衣で責め立て、一気に仲を深めるという身も蓋もなければ、捻りも工夫もないストレートな方法で勝負をするはずだ。

 そして、その勝負には大抵の男子が負けることになる。

 そんなことを考えながら、僕は仕方なく、東と頼親と共に、屋台の粉ものを中心にいくつか食べて歩く。

 夏祭り、という風物詩を体験した、という思い出なら、もう十分だった。

 祭りばやしも、喧騒も、歳が近しい男女の浮かれた熱気も、それなりに味わった。それでもういいじゃないか。

 花火までは、まだ一時間ほど時間があった。

 せっかくだから、花火を見てから帰ろうという、案の定な提案をしてきた二人にきっぱりと『ノー』と言い、僕は境内を後にした。

 昔の僕ならば、きっとありもしない何かを期待して、最後まで残っていたことだろう。

 だが、今の僕は違う。

 こうして自ら、万が一の可能性を捨てに行くのだ。

 これは、僕の覚悟であり、生き方だ。

 何者かになれるまで人生を諦めると言った僕の、譲れないスタンスなのだ。逆にあざ笑ってやるのさ。仮に、奇跡的な幸運や、天文学的確率にぶち当たってしまって、花火の途中で栗花落に会ったりして、これまだ偶然男連れなんかじゃない状態で、いつも彼女のようにどこまでも『友達』として、一緒に花火を見ようなどと言われる可能性があったとしても、予めここで帰ってしまえば、起こるイベントも起こらない。そうだろう?

 いらないんだ。

 そんな未来にも繋がらない一時の幸運めいた何かなんて。

 期待するだけ虚しい。

 運命のいたずらに、そんなラッキーに、心を躍らせてしまえば、かえって現実が辛くのしかかってくる。

 どの道叶わない恋ならば、どんな期待も、刹那の幸福も、偽りの安寧も、欲しくはない。

 人込みをかき分けて、逆向きに歩きながら、僕はそう思っていた。

 思っていたのだが、そこで改めて気づいた。

「……はぁ……」

 思わず、深いため息をついた。

 おいおい、いつから僕は、栗花落鳴華に恋をしたのだ?

 いつから、彼女を好きになった?

 そしてそんな最も愚かで、何にもならない事実を、なぜ認めてしまった?

 クソッ。

 なんだっていうんだ。

 好きになんてならないはずだろう。

 あんな見るからに美少女で、異性からも同性からも人気者の、リア充全開の女子なんて。

 そうだよ、僕はそんな薄っぺらい人間じゃないはずだ。

 どれほど見た目が好みだからって、誰にでも分け隔てなく接する優等生だからって、とにかく感じが良くて、陰キャ全開、話しかけるなオーラで領域を展開している僕にもスルッと自然に強引に話しかけてくるだけじゃなく、それなりに会話を続けてくる女子だからって……。

 待て、違う。違うんだ。これじゃ否定できない。

 ええと、そうだな。

 なら、どこかダメかを上げていこう。

 まず……。

 ………………

 …………

 ……。

 ああ、そうだ!

 栗花落には好きな人がいるんだ。

 そうだ、そうだ、彼女には恐らく現状は片思い(多分告白すれば両想いになる)の相手がいるのだ。

 好きな人がいるのに、こんな僕にまで普通に接するような博愛主義なのだ。

 昔誰かが言っていた。みんなに優しいのは、みんなに優しくないのと同じである、と。

 つまり彼女は、その博愛が故に、誰のことも本気で好きになったりはしないだろう。

 そこまで考えて、僕はウンザリした。

 自己嫌悪だ。

 自分の気持ちを認めたくないからと言って、相手を貶めて粗を探して、独断と偏見でこじつけのような短所をあぶりだして、これでは小学生と変わらない。

 だけど、分かってほしい。

 僕は、この気持ちを認める訳にはいかないのだ。

 認めてしまえば、また過ちを繰り返すことになる。

 栗花落の反応で一喜一憂し、勘違いに勘違いを重ねて、結局は最後の最後に膨れ上がった期待に勝手に裏切られた気分になって、傷つくのだ。

 そんなのは、もう十分だ。

 どこまでも無意味で、生産性の欠片もない思考を巡らせて、僕は石段を下り始めた。

「帰っちゃうの? もうすぐ花火だよ」

 後ろから、そんな声が聞こえてきた。

 花火を目前にして帰る奴が僕以外にもいるのだと思いながら、そのまま段を下ると、

「白峰君! もうすぐ花火だってば」

 名前を呼ばれれば、流石に振り返らざるを得なかった。

 声の主は分かっていたし、なんなら、声を聴いた時から嫌な予感すらしていた。

 振り返ると、そこには栗花落鳴華がいた。

 藍染に金魚とうちわの柄が入った、落ち着いた色の浴衣。髪は高めに結い上げられていて、学校で見るポニーテールとはまた違う印象を受ける。

 彼女の隣には、同じく浴衣姿の伊瀬薫が立っていた。伊瀬の方は、白地に朝顔の模様だ。

「栗花落……さん」

「見ていかないの? あとニ十分くらいだよ? っていうか、来てたのね。ちょっとだけ、意外」

「頼親に誘われて半ば無理矢理な。でも、もう十分に堪能したから帰るところだ」

「花火を見てないのに、堪能したの?」

「祭りの楽しみ方は人それぞれだろう。何に重きをおくかでピークも決まる」

「花火嫌いなの?」

「嫌いじゃないけど……」

「じゃあ、一緒に見ようよ。薫もイイでしょ?」

「あたしは別に構わないよ」

「ね、白峰君」

 そう言って、栗花落はおいでおいで、と手招きをした。

 僕は……焦っていた。

 むしろ、ここまで自然に会話が出来たのは、奇跡的ともいえる。

 色々な、本っ当に色々なことを瞬時に考え、なんでここにいるんだとか、このタイミングでどうして会うんだ、とか、帰る時間を間違えたか、とか、あえて嬉しいとか、声をかけられて、やっぱり嬉しいとか。同時に、なんで声をかけるんだとか、呼び止めて、一緒に花火を見ようなんていうんだ、とか。

 そんな勘違いをさせて何が楽しいんだ、などとお門違いな憤りすら抱いて。

 でも結局、僕は全部を飲み込んで、なかったふりをして、石段を登って行った。

 彼女の手招きに、誘われるように。

「二人で来たのか?」

「うん、そうだよ」

「……意中の相手は誘わなかったのか?」

「……うん。誘え、なかったよ」

 栗花落は、はにかむように目を伏せて言った。

「だってさ。二人で、夏祭りに行こう、なんて、殆ど告白してるようなもの、でしょ? 何人かのグループとかなら別だけど……」

 人脈も、友達も、知り合いも多いのだから、その辺を適当に誘ってくればよかったのではないだろうか。

「縁日ってね。私の中では凄く特別っていうか、大事なイベントなんだよね。何か、意味もなくワクワクするし、浴衣着て、出店で買い食いして、花火見て……何でもないことだけど、それが大事なの。だから、しっかりと楽しめる人としか、来たくないんだ。そうなるとね、大抵薫と一緒になっちゃうんだけど……」

「まぁ、付き合い長いからね。同じテンションで楽しめるし、それに、焼きそばとたこ焼きと、イカ焼きとりんご飴を短いスパンで一緒に食べられる女子は、そう多くないでしょ」

 『にしし』という笑いが聞こえてきそうなくらい、愉快な表情で、伊瀬が言う。

「ちょっと、それは言わないでよ。私のイメージというものが崩れるわ」

「確かに、大食いってイメージはないけど。そんなに食うのか」

「この時だけよ? それも含めての楽しみ方なの」

 言い訳のように言う栗花落は、いつものイメージとは少し違っていて、柔らかく感じる。

「やっぱり、僕は帰るよ。栗花落さんと一緒にいること自体、かなりのリスクだしね。さっき君が言ったように、夏祭りを一緒に過ごすっていうのは、一際意味合いが強い。知り合いだって少なからずいるだろうし、一緒にいるべきじゃない」

 僕が言うと、栗花落はとても悲しそうな顔をした。

 なんで、そんな顔をする必要がある?

 僕は彼女の人生にとって、多少利用価値があるだけの、その他大勢と変わらない人間のはずなのに。

「どうしても、ダメ?」

「ああ」

「そっか……残念」

「それじゃあ」

「待って。あと、ちょっとだけ」

 引き止められて、僕はまた立ち止まる。

「読んだよ。白峰君の作品。サイトに連載してるやつ」

 突飛な話題だった。

 確かに前の別れ際、『読んでみる』とは言っていたけど、まさかここで僕の書いた小説の話になるとは思ってもみなかった。

「そうか。それで、どうだった?」

「う~ん。ええとね、その……」

「正直に言っていいよ。批判も否定も日常茶飯事だからな」

 僕の言葉に、彼女は何かを迷うような悩むような表情で考え込んでいた。

 困った顔まで様になって可愛いとは、本当にこの子は、どこまでも美少女なのだと、思い知る。

「なんか、らしくない感じがした……かな」

「らしくない?」

「そう……。た、確かにね、私は白峰君との付き合いは短いし、頻繁に話したり、会ったりしてる訳じゃないけど、一応ね、あなたがどんな人なのかというのは、これまでの接点で、少しは知ってるつもりの。だからなんだけど、私の知ってるイメージとあまりにも違うのよね。あの小説」

 急激に、確信めいた発言をする栗花落。

 一気に嫌な動悸が一つ飛ばしのように、バランス悪く脈打ち始める。

「それは、どんなふうに」

「どんなふうって……そう聞かれると難しいね。でも、そうね。あの小説の中のことは、あなたが好きなものではない……むしろ嫌いな内容を書いているような、そんな違和感というか、嫌悪感が伝わってくるの」

 栗花落の言葉を聞いて、僕は目の前が真っ白になった。

 おい。

 おいおいおい。

 この子は……。

 栗花落鳴華というこの女子は、なぜこんなにも鋭い感性をもっているのだろうか。

「ごめんね。なんか、知ったかぶって……でもね、この前書いてくれた手紙。あの文章とか、言い回しとか、あなたの『味』みたいなものとは、かけ離れていたから。もちろん、あなたは小説家だから、色々な文章が書けるとは思うんだけど、それでも、何か引っかかる感じがしたから……」

「面白くはなかったってことだよな」

「面白くなかった訳ではないわ。でも、面白かったかと聞かれると、手放しで頷けない。……もしもね、あなたの文章を知らなかったら、そういうものなんだって、ただそう思って終わりだったと思う。だけど、私はあなたの文章をしっている。あなたの文章が読んだ人に与える影響を分かっているから、違和感を覚える」

 彼女に何が分かるというのだ。

 僕が真っ先に思ったことはそれだった。

 ついこの前、小説を本格的に読み始めた栗花落に、僕の文章の何が分かるというのか。

 だが、そうは思ってみても、結局のところ、彼女が言ったことは、実に痛い所を突いていた訳で、そこ点においては、どうにもこうにも言い訳ができない自分がいた。

「うまく言えないけど、『こんなものじゃない』っていうのかな。本当のあなたは、その、もっと繊細で、人の心の弱さをしっかり描ける人だって……そんな気がして……」

 すぅっと、冷めていきながら、覚めていく。

 それを感じて、僕はこの直前まで、自分が実は浮かれていたことに気付く。

 あれほど注意を払っていた、勘違いをしていたのだ。

 栗花落が、あまりに僕にかまうものだから、僕の世界に入り込んできて、まるで友人に接するように、あるいはただの友人よりも親しく接してくるから、本当に少しだけ――危機を感じたミジンコの頭のトンガリくらいに微々たるものだが、受け取った温もりを拗らせて、僕は栗花落に惹かれていた。

 彼女のような人間的に上位にいる異性が、僕の小説を認め、支持して、あわよくば褒めてくれるなら、それだけで僕は多少まともで、大層な人間になれるような気がしていたのだ。

 そうすれば、僕のこのトラウマも、拭いきれない劣等感も、少しマシになるではないかと期待すらしていた。

 だけど。

 違うんだ。

 人気取りだけを目的にした、読みやすさと親しみやすさと流行りに全振りして特化した僕の小説なのに、彼女はそれを否定的に捉えたのだ。

 僕は思った。

 『また、違うんだ』と。また間違えたのだ。 

「いいんだ。『面白くなかった』……それだけでいい。所詮、小説は面白いかどうかだ。他のフォローなんて、ただの言い訳だ」

「え、でも、本当にそういう否定的な意味じゃなくて……ああ、ええと、ホント、分からないの。自分でも、なんて言っていいのか」

「……あのサイトに掲載しているのは、僕の書きたい小説じゃない。でも、ああいう下らないものを書けば、僕はプロになれるんだ。あのサイトで閲覧数を稼げれば、僕は……いや、もうプロになることが決まってるんだ。みんなに読まれて、評価されたんだ。あと数カ月後には本になる。だから……」

 だから、なんだ?

 本になろうと、プロになろうと、あの小説が、栗花落にとって面白くない事実は変わらない。

 彼女にとってだけではない。

 作者である僕にとっても、つまらない小説であることは、事実なのだ。

「あ、ありがとう。感想が聞けて良かったよ。それじゃあ」

 僕は言って、返事も相槌も待たずに、今度こそ栗花落と伊瀬の前から立ち去った。

 石段を足早に下り、途中からは足がもつれて、そのまま転げ落ちるのではないかと思ったほどに危うかった。

 逃げるように神社に背を向けて、僕の思考はまたグチャグチャになりつつあった。

 ほかの『小説家になれる』作家も同じように苦悩したのだろうか。

 本当は書きたくない作品を書いて、作品ではなく作家のアピール活動と相互フォローの価値で閲覧数を稼いで製本化されることに、吐き気を催すほどの絶望と自己嫌悪を感じたのだろうか。

 今の、僕のように。

『なんだ、偽者か』

 またしても、壱岐芳助の言葉が蘇る。

 仕方がないじゃないか。

 僕の才能は、そこまでしかないのだから。

 石段を下り切って、そのまま家に向かって坂を下る。

 途中からは、かなり本気で走っていた。

 夜とは言っても、真夏の気温だ。全力で走れば、直ぐに疲労はたまり、呼吸が苦しくなる。

 随分さぼっている基礎トレーニングも追い打ちをかけていて、僕は百メートル弱を走ったところで、立ち止まった。

 僕は道の端に立ち止まり、ぜぇぜぇと激しく呼吸をしながら、吐きそうになるほど高鳴った心臓をなんとかもとに戻そうと悪戦苦闘していた。

 痛い。

 この胸の痛みは、決して急激に走ったからではない。

 もっと、違う痛みだ。

 書きたいものを書いても、選考を通らない。

 書きたくないものを書いても、認めてもらいたい人には認めて貰えない。

 ああ、なんて地獄。

 いつからだろう。

 小説を書くのが、楽しくないのは。

 もしかすると、最初からか?

 そうさ、元々他に出来そうなこと、身になりそうなことがないから始めた現実逃避だ。

 小説が書きたく書きたくて仕方ないとか、物語が溢れてくるとか、文字さえ書いていれば幸せだとか、僕はそのどれでもない。

 やることがないから、出来そうなことがないから、文章を書いているんだ。

 ポケットの中でスマホが通知する。

 きっとSNSのメッセージ通知だ。東か頼親、もしくは可能性は低いが栗花落。

 だが、その誰であっても、僕はすぐには話したり、メールを返す気にはなれず、そのまま無視をした。

 整い始めた息に、僕は歩みを再開する。

 家が見える角を曲がったところで、ドンッと、後ろから花火の音が聞こえた。

 僕は一度も振り返らず、花火を見ることなく自宅に入り、そのまま自室で蹲る。

 カーテンの僅かな隙間から、丁度花火の断片的なものが、目に入った。

 それでもまったくテンションの上がらない僕は、おずおずとノートPCを立ち上げ、自分の小説を開く。

 本当に、少し前から僕はどうしてしまったというのだ。

 散々痛い目を見て、僕は今の性格と、立ち位置と、スタンスを手にした。

 傷つかないで済む自分の在り方をマスターして、目標も明確に決めて、日々コツコツと打ち込んできたじゃないか。

 それが実を結んで、製本化されるのだ。

 それでいいはずなのだ。

 何一つ間違っていないし、何一つ誤算なんてない。

「誤算……」

 いや、あったんだ。

 誤算はあった。

 栗花落鳴華だ。

 彼女があの日、僕に声をかけたこと。そしてそれを僕がきっぱりと拒絶できなかったことが、誤算の始まりだ。

 そして、もっとも大きな誤算は、僕が栗花落に……栗花落のような、分かりやすいほどに容姿と性格の良い女子に、まんまと心を惹かれたことだ。

 あの手の女子は、誰にだって分け隔てなく接するし、安易に優しくする。自分の興味があることなら、率先して首を突っ込んでくるし、何かを得るためには多少のリスクは簡単に追う。そう、理由があれば、僕のような底辺の人間にだって、まるで対等な人間と相対しているかのように接する。

 近づき過ぎたのだ。だから僕は焼かれた。焼かれて熱を帯びたから、留まった熱が感情になった。

 認められたい。求められたいと願うほどに、僕の中に面影を残すようになったのだ。

 またしても僕は、勝手に盛り上がって、勝手に期待して、勝手に裏切られて、こうして俯いているのだ。

 ああ、僕の自己肯定感は、いつになれば高まるのだろうか。

 いつになれば、何をすれば、僕は僕を、認めてやれるのだろうか。

 思いつめていく僕を、遠くから聞こえる花火の音が、あざ笑っているかのように、嫌に耳に響いた。

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る