第20話 灰桜

「灰桜」

散り際の淡墨桜のように、灰色がかった桜色。

日本の伝統色の中には灰のつく色は少なく、

珍しい色の名前。

江戸時代に流行した色名では桜鼠(さくらねず)というが、

灰桜よりさらに灰色がかっているという説もある。

(引用)


古民家カフェ巡りをしよう


仕事も一山超えて僅かに時がゆっくりと流れ始めた今日は

落ち着いた灰桜色の訪問着に袖を通し

ちょっと背伸びをした格好で


いつもとは違う道を行こう


貴方がくれたアンティークなカメラを持って下駄を履く


”行ってきます”



C:22 M:32 Y:26 K:0

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