第2話 適応能力って大事だからさあ
おはよう!世界!!
なんと転生しちゃったみたいだ!!!
前世の名前がもう思い出せないんだけど、今世の名前は、東谷優【とうや ゆう】というみたいです!
生まれてわけわかんなくて泣いてばかりいたんだけどさ、子供になっても泣いたらスッキリするよね。賢者タイムってあるよな!
って感じで一周回って冷静になりました。
(タバコでも吸いながらまったりしたい気分ー!
赤ちゃんだけど……笑)
冷静かつ、自虐から戻って来たところで今の現状お伝えするとこんな感じです。
お母さんのお母さんかな?わたしの誕生を祝って親御さんも含めて集まってくれている様子です。
みんな優しそうな顔で微笑んでます。
お父さんはメガネをかけている人かな?
ハンサムっていうよりは、目が大きくて二重の可愛い感じ。茶色の髪色が目にかかりそうなんだけどパーマなのかな?柔らかい髪質。
泣いてるけど柄無しのシャツでネクタイ、シャツできちんと仕事してそうなしっかりした感じがする。
上を見上げるとお母さんが泣きながら私のことを見ている。
お母さんは…
『ゆう、ゆう』って泣きながら
思わずなんかまた私も大きな声で泣いちゃった。私の誕生を心から祝ってくれて、みんな優しそうな顔をしてて本当になんか泣いちゃった。
そしてそっと前世のお母さんをちょっとだけ思い出して、また泣いちゃった。
(どんな顔かも思い出せないんだけどさ!)
『たくさん泣いて元気な子だなあ〜』
とか言われてるけど、、ごめんね、止められないの。
出産直後で生まれた時は優しいとしか印象に残らなかったお母さんですが、タレ目二重の可愛い感じでした!
(まって、、顔もしかして私成功してない??
こんなに喜んでくれる家族も持ってるし!
実しやかに生きてやるぞ!!!!!!!)
…漢字とか読めたので、決まったわこれ。
2週目天才ルート入ったわ。
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【家族の会話】
『優ちゃん〜!!!
可愛い本当に!!!
本当に可愛いわ〜〜〜』
「安直かも知れませんが、優しい子に育って欲しくて優とつけました。」
『この人ったら男の子か、女の子か分かる前に名前決めてたのよ!性別じゃない、この子の名前だって意気込んじゃってさ』
「どんな子に育つんだろうね」
『優しくて、可愛くて、元気な子に育つわ
こんなに可愛く泣いてるんだもの』
「元気に生まれてくれて……本当にありがとう……そして僕の子を産んでくれてありがとう………!」
『一緒にいつまでもシワシワになるまでこの子の成長を一緒に楽しみに生きて行きましょうね!』
「勿論だ…よ…ぐず」
『この子も昔は物凄い泣き虫だったのよね!!』
……
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