信じることのできるもの
誰も君を救えないよ
どんな人間がどんなにそばにいたって
そんなことに意味はない
信じることができないことは辛いことだ
全部自分でやらなきゃいけないから
他人と力を合わせて何かを成せない
それってなんだか哀しいな
”だって、いつか裏切られるかもしれないから“
”怖いから、信じたくない“
信じなければ生きてはいけない
車が突然壊れることはないと信じられなければ
乗ることはできない
信じなければ何もできない
誰かに頼るということは
それで失敗したらその人を捨てる、ということだ
信じられない車に乗る人間はいない
信じる、ということは
支配されることであり
同時に支配すること
”失敗は絶対に許さない“
信じる、ということは、二つに分岐する
”信じられなくなるかもしれない“と考えるか、
”信じられなくなどならない“と考えるか
何もかもを信じる、信じないわけにはいかない、
なぜならもしもそれが”全て間違いだった“などと、
わかってしまったら、そんな現実を目の当たりにしたら、
そしたら今までの自分の世界が、論理基盤が崩れてしまうから、
それが怖い、だから途中で引き返せない、
だから、ただただ流される
もしもあらゆる可能性を思えたら
世界に飲み込まれることはないのに
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