忘れる想う
最後の手紙は読まれないまま残っていた
手紙は綴られた伝えることなく
残っていた其の無情の想いと届かなかった
相手に対する書いた本人の心の中で静かに
伝えられなかった気持ち手紙が届かぬ想いと行き場のない気持ちは
抑えられなく残る一つ一つの思い出は時間が経てば
忘れるのだろうか思っていた思いは残されないものと成っていく何気ない言葉だが
伝えたい想いと届かなかった想いがある
彼は、或る人に出会った
その人は彼より年配の老人だった
彼は或る事を聞かれた、「夢は何だねと、願いや成功したい事だよ」と
彼は、夢の始まりから、今現実に恩人に会うまで夢の事を語った。
彼の夢とは、その恩人が言うには、夢の様であり一つの、独りの願望だった、
「君は、
自分の人物像を、アニメのヒーローや欲しい物など、その想像の中で生まれた人生の地図を描いていると」
恩人は言った。
君の夢が叶うのかは形にならないと云う夢の器が無いと
彼はその事は分かった
形の無いものを描いていた、でも彼は形の無いものとは表現出来ない言えない事などで、
ただの願望だったと気が付いた。
恩人は「君は夢から逃げているのかい」
彼は答えなかった、それは分かっていたが、
ためらいもあったその迷いもある、決めると云うことは
目が覚めたようであった、こうしたいとか思うことは、彼はしてきたし
夢から逃げてきたのではなく
彼の夢と云うものは、自分らしく生きると云うことだった、今の自分を見つめるまで
自分はどうしたのだろうと、これから、
生きることを見つけ夢を見るものではなく自分らしく生きる云うもので
それは、自分主張と気が付いた。
彼は恩人に感謝した
自分に気が付いたことはその事を伝えると
恩人は微笑んでくれた。
それから、数日してから恩人から連絡があった
或る女性にこの手紙を渡して欲しいと云う事だった
その時、恩人と会ったのは病院だった
横になっていた。
手紙には短歌が書かれていた
忘れじに
君とのことを
想いして
共に想いを
愛をつらぬく
女性は恩人と同じぐらいの年配の方で貴婦人だった
恩人からの手紙を渡した。
しばらく経った時、彼のもとに手紙が届いた恩人からだった
見ると
書いてあった事は
挨拶と貴婦人に手紙を渡したお礼と色々とお世話になった事と
希望の玉だよと始まっていた事の私に書かれていたことだった
それぞれの、可能性を信じ考え、可能性を作りいっぱいに
そのことが夢なら進んで行こう君の、可能性はは君のものだ、
人に与えていたり、時には分かち合い他者を理解し広げて行こう希望の玉を
作るのは君一人の君のものだと
書かれていた
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