第6話 駅

「すぅー……」


「……こっちにもたれかかって寝るのはいいんだけどさ」


「すぅー……すぅー……」


「ヨダレを付けようとするの、止めてくんねぇ?」


「気のせいだよ……気のせい……」


「やっぱり起きていたんだな」


「すぅー……」


「はぁ。もし付けたら、明日から一週間、部屋の家事担当な」


「ギクッ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る