第3話 俺の過去とお前が決めろ…

俺は転生者だ。


だが、普通の転生者と少し時間軸が違って転生してきた。


俺が学生の頃はテレビはブラウン管でパソコンなんて金持ちしかもっていなかったし、携帯電話は物凄く大きく電卓のような数字が出るだけの液晶だった。


簡単に言えば…『昭和』そこがメインだった。


平成も過ごしたが、他の転生者が言っていたと、される『令和』は知らない。


そんな時代、俺はどう過ごしていたかと言うと…渋谷を中心に金儲けを企む…起業家だった。


尤も当時は『学生社長』が多くDCブランドを着てスーパーカーを乗るのが一流の男なんて言われていたから珍しくも無い…大概失敗して借金地獄に落ちる奴ばかりだけどな…


そんな中の俺は『グレー』の中に起業チャンスを見出していた。


最初に目を突けたのはダイヤルQ2…今で言う出会い系の走りだ。


装置も販売し自分でも経営した。


すぐにQ2是正とかの話になり…儲からなくなった。


他にはモードチップ(CD-Rにコピーしたゲームを起動するチップ、当時は合法でした)にも手を出して販売…これも非合法になり長くは続かなかった。



そんな俺が最後に手を出したのが『合法ドラッグ』の自動販売機での販売だった。


海外から仕入れたり、自分で栽培したハーブを渋谷で置かせて貰った自販機で販売していたんだぜ。


凄く売れた…


自分で栽培した麻薬成分のある植物やキノコ…そして調合したリキッドを法律に問題が無いものを厳選して販売していたんだよ。


ドラッグをきめてのSEXは最高だぜ…快感が全然違う。


これを味わったらもう、普通のSEXなんてもう糞だ。


当時の俺は金もそこそこあり、ちょっと危ないチームにも入っていて…少し暴力的で、ドラッグを武器にそこそこの権力…まぁガキの中だけだが…持っていた。


ドラッグは凄い、清楚な女もお嬢様も、最初は死ぬ程抵抗して泣いていても、キメながら犯せば最後は自分から腰を振ってくる。


大体2~3回使っちまったら『半分奴隷』


ドラッグ欲しさに乱交や他の男に抱かせる事も出来る位のメスに成り下がる。


俺は女好きだからどれ位の女を抱いたか解らねー。


恐らく1000じゃきかない筈だ。


だが、そんな俺にも一つ決めていた事がある。


それは『ダチの女』には手に出さない…それだけだ。


尤も奇妙なもので『友情と恋愛』は別なんて奴も居たから、そいつは例外。


この場合は『お互いに女を取り合っている』のに友情は成立しているから不思議だ。


俗に言う『穴兄弟』になっていても笑っていられるから不思議だ。


今のガイアはこの土俵に上がってきた。


俺はお前が好きだった。


変な意味じゃ無く『親友』そう思っていたんだ…


だから『ダチ』だと思ってお前が好きな女には手を出さなかった。


だが、お前は俺の土俵に上がってきた。


『友情と愛は別』で親友でいるのか?


それとも『全てを知った時に絶交』するのか?


お前が決めろよ…な


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