発狂した

ディストピアを決めた 僕らの発狂

少しだけ不幸だったはずなのに 少しも不幸でなくて 幸福もなかった日常

我らの正義が役立たなくなって はや数年 気まぐれを抹消した 酔狂を殴った

どうしたの? とロボットの行進

いつから? と訊かれたら それは二千年前よ とわたし

鳥葬で舞い踊る

アイツはいつも荼毘に伏す


 強い言葉で要塞をつくりだしただけ


からっぽの脳味噌 わたしたちの静かな革命を

止めてはいけない思考と想像

ガラクタの画集は暗渠の下

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