有事に備えて
「やはり最初は、ひのきのぼうとおなべのふただな。この状態で周辺の魔物と戦ってお金を貯めて、ここで買える一番高価な装備を全て揃えて、一つ目のダンジョンを一気に攻略するんだ」
おなべのふたを構えて、素振りを何度かすると、自称勇者はそれらを棚に無造作に置いた。この世界に魔王はまだいない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます