無重力の寝心地

 その宇宙人はとても友好的で、地球人を心配してやって来たと言う。その頃地球人は、慢性的な不眠に悩まされていた。そこで宇宙人が差し出したのが、宇宙ベッドだった。その使い心地は宇宙を漂うようで、誰もが最高の睡眠を得た。だが問題が起きた。地球の重力に負けて、誰も起き上がれなくなったのだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る