隙間
そこかしこの隙間には、何処かへ繋がる路地がある。それは誰にも見えないが、もし見えたのなら入ってごらん。そこにはこの世の物とは思えない、貴方の望む景色や世界が広がっているだろう。ただ一つ、そこにはどこにも帰り道などない。しかし困りはしないだろう。見えたということは、そういうことだ。
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