命と引換え

 貧しい男が、等価交換の泉の噂を聞く。命と引換えなら良い物が出る筈と息子を泉へ突き落とす。出たのは種一つ。痩せっぽちの役立たずめと男は投げ捨てた。


 翌日、泉の側に金のなる木があると聞く。あの種だと走り、俺の物だと木に登るが、足を滑らせ泉に落ちた。


 泉から、痩せっぽちの息子が這い出した。

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