ただ奪っただけ
「あっちだ!」
男は追われていた。体力が尽きかけた時、行き当たった店先で女と出会う。
「助けて!」
余りの様子に、男を店内に入れた女。
「どうしたんですか?」
「僕が奪ったことに腹を立てたみたいで」
「まさか、泥棒?」
「とんでもない! 僕はただ……そう、貴方のような美しい女性の命を奪っただけ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます