命ある者

「博士、僕もう学校辞めるよ」

「どうした、虐められたのか」

「虐めというか、教室に入れてもらえないんだ」

「機械だからって差別されてるのか! お前には命が宿っているんだ。命ある者には権利がある。文句言ってやる!」

「でも博士……いくら命があっても、流石に装甲車が学校に通うのは無理があるよ」

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