透明になる機械2

「私は以前、透明人間になる機械を作ったが、猛烈な騒音を出す失敗作だった。なので今度は、音すら消してしまう機械を作った。では早速……」

 透明になりビルの屋上を歩く男。足を滑らせて危うく転落しかけたが、何とかふちにしがみついた。しかし、必死で助けを呼んだが、その声は誰にも聞こえなかった。

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